トルコでマスクをして病院に行った私と魔法の注射 | 星と三日月、ヒゲとネコ

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ヒゲ夫と猫たちとトルコで暮らすお話


まんまと大風邪をひいた私です


土曜日仕事を早退し
お尻に注射してもらったヒゲ夫は
随分楽になったようで

日曜の朝も
仕事へ行く支度をしていました


しかし

いくら楽になったと言われても
寒空の下 仕事に行くほど
体調が良くなったようには
到底思えません


どうせ仕事も忙しくないだろうし
休んだら?と言いましたが

驚くべき新事実発覚


昨日のあの最悪な体調ですら
(共同経営者の)レヴェントさんから
帰って病院に行きな
ひと言もなかったのに
どうして今日休めるものか
→あまりにもつらくて
自分から早退を言い出したそうです


まじあいつ最悪だなムキー
と私は心から思ってしまいました
夏から溜まった不信感もありつつ


毎日5回神様にお祈りはするのに
目の前の病人を
いたわれないって何なの!?


それに比べてヒゲ夫…

自分も病みあがってないのに
私の心配をしまくりで


私も昨日は
ずっと目を閉じていたいくらいに
久しぶりに超体調不良だったのですが


仕事を終えて帰って来るや
私を病院に連れて行ってくれて

なんやかんやと
私の身の回りの世話をしてくれて
猫のトイレ掃除も
私の薬の準備も
水をコップに注ぐのすら



宗教がどうこうじゃなくて
ヒゲ夫自身のモラルに
とても感謝しました

ありがとうって言っても
Ne demek yaaaa
(何いってんの、とんでもない的な)
と謙遜します

こんな感じで始まった2019年は
ヒゲ夫をもっと大切にしなさい
というメッセージなのかなと思います


猫しっぽ猫あたま誰からのメッセージかは知らないが
宇宙?


ところでですね


昨日病院に行く際
トルコ人もびっくりなほど
すごい格好で行った私


ニットの上にニットのベスト着て
スパッツの上に
おばあちゃんがよく履いてるズボン履いて
靴下にレッグウォーマー
首にはスカーフ
頭にマフラー巻いて
さらにコートを着て
そしてマスクをして行きました


救急の受付には順番待ちの人たちが
たくさん居たのですが
みんなが私を見るのがわかるのです

理由はマスク(多分)

マスクってアジアの一部の国でしか
してる人居ないみたいですが

ここトルコでも居ません

トルコでは重篤な患者しか
マスクはしないそうです
でも重篤な病人がするなら
マスクに意味があるはずなんだから
みんなしたら良いのに
キレイな顔を隠したくないのでしょうか?
っていうか先生もマスクしてたし


マスクしてたら変人に思われるのは
知ってはいましたが

病人がたくさんいる病院に行くのに
これ以上変な病気をもらうのも
与えるのもご免被りたく

アジア代表として
マスクしていった我


ヒゲ夫に寄りかかるように
座って順番を待って居たら
ヒゲ夫に声をかける女性が


なんの知り合いかは知りませんが
彼女も私と同じような症状だったらしく
治らないから病院に来たと


しかしよく喋る


私から言わせたら
そんなに喋れるなら大丈夫
家に帰って寝てろなさい
って感じだったのですが
通常時の私より元気なんじゃ?


そしてすかさず
マスクしてるね
ってつっこまれました


座ってるだけでつらくて
目も開けれない私は
ガン無視

状況察しろなさい
しかも
奥さん!?ってびっくりしてました
しかしそれは仕方ない…あの格好じゃ…


その後
張り切ってお尻に注射してもらい
まもなくパワーがみなぎってきました


あの魔法の注射(合法)
すごすぎ



2種類薬を出され

ひとつは耳馴染みのある
イブプロフェン200g配合だったので
安心して飲みました


ビタミンCも入ってるけど
全部、青くてデカイ


もうひとつは
入れ歯洗うやつ
では無いようです ムフフ

ぬるま湯に入れて飲むタイプでした
調べたら怪しくなかったので
こちらも飲んでます

普段は薬飲まないけど
今回は飲まずにはいられませんでしたー


皆さまもご自愛くださいませお願い



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今になって思うのは

あんなヤバイ格好の私を
病院に連れて行ってくれたヒゲ夫

尊敬


あの格好で東京に降り立ったら
とりあえず通報されると思います