ルー・リード

テーマ:
ルー・リードが今朝に亡くなった。
高校生や大学1年の頃、CDを集めてたりした身としては、

「はて、何が面白かったっけ?」

と思ったりする。


彼のサウンドは、

■特徴
---------
1.気だるく、鼻歌(へたくそ)に歌う
2.メロディアスな曲で、ボーカルと意図的にミスマッチされている。
---------

の2点だ。

その特徴による効果は


■効果
---------
1.まるで素人がすごいバックバンドの基で、歌を歌っている様に見えなくもない。そのため、聞き手が「まるで自分が歌を歌っている」と投影しやすく、自己投影しやすい。
2.また、そのボーカルとサウンドのギャップが認識のズレを出して面白い。
---------
という2つの点が面白いのだと思う。




■効果1の説明

例1:A Walk On The Wild Side


ウッドベースの音やバックコーラスの音がボーカルに比べてかなりすっきりしている。
曲のメロディラインは口ずさみたくなるような印象的な作品。

しかし、ボーカルは鼻が詰まった様なボソボソな独り言の様な歌い方をする。
このボーカルの効果により、あたかも自分自身が一人で町を歩いて、独り言を言って
いる様な感じがする。



例2:Perfect Day


誰もが知っている名曲。
しかし、カラオケで酔っ払った、おっさんがフランクシナトラの歌を歌っている風に聞こえなくもない。



■効果2の説明

説明に使われるのが、ソニックユースのカーペンターズのカヴァー「スーパースター」

もともとのカーペンターズの楽曲


ソニックユースのカヴァー


こんな大曲をソニックユースがカヴァーするのも無謀とおもうのだが、ソニックユースの意図的な鼻声は、それはそれで良いなと思う。
ギャップによる肩透かしというか、そういう点が楽しい。