今日は

ブログで巨人にエールを

送り続けてきたケジメの

お話しをするね。

 

ブログを開始した当初はね

少し離れたところから

応援するつもりだったんだよ。

 

だけどさ、ちょうど

連敗記録を更新するかと

騒がれ始めたころで

俺が現役で経験した連敗と

比較されたり

取材の申し込みがあったりで

どうしても気がかりになってね、

 

試合の前には

必ずエールを送るルーティンに

自らしてしまうくらいだったよ(笑)

 

まずは何と言っても

応援してくれたみんなに

感謝の気持ちを。

 

4位という結果に終わったけど

最後まで変わらず応援してくれて

本当にありがとう!

 

巨人の敗因分析は

10/3付 読売新聞朝刊で

読売新聞スポーツアドバイザー

という立場で述べさせてもらったので

ブログでは違った角度からの総括を。

 

シーズンが終わって

本格的に編成の時期にきたね。

ストーブリーグも

騒がしくなってきた気配

 

今年の負けには

理由がある。

それを検証して

総括した結果

これから

トレードしたり

獲ってきたりと

色々なドラマがあるんだろう。

 

一言で言ってしまえば

投の課題は

「4本柱以外がいない」

打の方は「打てない」

そして主力選手の年齢が

上がってきていることも課題の1つ

 

そういうことをしっかり加味して

来シーズンに向けて

体制をつくっていくんだと思う。

 

アメリカのチーム作りは

GMが材料を提供し

監督が料理するイメージ

 

巨人で言えば

材料を揃えるところから

監督である由伸が

ある程度

意見を言えるだろうから

作りかけているチームを

より自分のものとして

もらいたいよね。

 

9/14のブログで

「由伸・来季続投」の話が

出てきたとき

「当然だ」と俺は書いた。

 

由伸にはね

現役を辞めさせて

監督就任をお願いした

という経緯がある。

 

勝負の世界は

勝つという結果が大事

 

でも

どんな結果であろうとも

勉強する期間として

少なくとも契約期間の3年は

みてあげて欲しいと

ずっと思っていた。

 

長嶋さんだって

現役引退後

すぐに監督になった年

最下位という屈辱を浴びた。

 

その翌年から立て続けに

優勝したものの

1979年監督就任5年目は

シーズン5位に終わった。

 

その原因の1つである

主力の高年齢化を顧みて

秋に地獄の伊東キャンプを行い

若手の育成に着手した。

ちなみに

その主力の高年齢の1人は

俺だったけどさ(笑)

 

長嶋さんにも

時間が必要だったんだ。

 

現役から

すぐ監督になるというのは

非常に難しく

全く未知の世界に

いきなり

放り込まれるようなものだ。

 

長嶋さんもね

まだ自分が現役で

やっていけると思ってて

監督になったでしょ

 

だから打撃陣が打てないと

イライラしながら

ベンチで

「代打・俺」と言わんばかり

だったよね(笑)

 

自分が動くことで

チームへの勝利を

導いていたのが

今度は選手を頼りながら

勝利を導いていかなきゃいけない

難しい仕事

 

長嶋さんや由伸は

コーチ経験など

その立場を切り替える

余裕もなく

監督という立場に

就任したのだ。

 

由伸は3年契約の2年目が

終わったところ。

チームは作りかけで

まだまだ自分の色が

出しきれていない。

 

由伸の表情についても

言われていたけれど

負けてれば暗い顔もするし

勝つことに慣れていけば

喜怒哀楽を出せるようにも

なってくるだろうと思うよ。

 

大きな木になるには

丈夫な根っこが必要だ。

目には見えない部分だが

これをおろそかにしたら

すぐに腐ってしまう。

 

この2年の経験が

丈夫な根っこ作りに

なってくれていると

信じてるよ。

 

3年目の由伸政権

さて、

どんな木に成長するだろうか。

 

来年も俺

熱くなりそうだな。