昨日は飲み会で、家に帰ってきたら、酔いが回ってダウンしてしまいました。

ということで、真希ちゃんがせっかく書いてくれたブログに返事も書かず、真希ちゃん、ごめんなさい・・・。

一応、真希ちゃんのブログを見てからダウンしたのですが・・・。

あ、いい訳だ・・・。


私自身、昭和生まれなので、
すごく昔、というイメージはありません。

僕も昭和生まれです。

真希ちゃんと共有できるものがあって、とてもうれしいです。


まぁ、昭和という時代は60年以上続いたので、まだまだ大半の日本国民は昭和生まれですが・・・。


昭和初期はまさに世界大恐慌に突入しようとしている頃。

日本の国内も不景気になり、やがてテロやクーデターも企まれるような事態に。

やがて、経済的にも孤立を深め、軍部も暴走し、ついには戦争にまで至ってしまったような時代。


やがて戦争は終わり、平和な時代が戻ってきた昭和20年代。

そして、大きく羽ばたこうとした昭和30年代。

昭和30年代最後の年には東京でオリンピックを開催できるまでになり、昭和45年には万博も開催できるようになった。

つまり、昭和30年代から40年代は日本が経済成長を続けていた時代。

今の中国に似ていますよね。

その昭和30年代前半の昭和33~34年は、やればできるといった希望を、東京タワーという世界一の塔を目にすることで、実感できた頃。


テレビ・冷蔵庫・洗濯機が三種の神器と言われ、鈴木家のみんなが喜びを分かち合えた頃。

今、テレビ・冷蔵庫・洗濯機が新しいものになったとしても、喜べるのは1~2日くらいではないでしょうか。


そう考えると、どんどん贅沢になってきているのが分かります。

贅沢は度が過ぎると、退廃に向かいます。

退廃すると、経済力は落ち、貧乏になる層が増えます。

今の日本はそうなってしまったのか?

三流雑誌などを読んでいると、もう日本に明日はないような書き方をしていますが、日本は世界第2位の経済大国です。

また、日本の人口は世界で10番目なんですよね。

これは労働力が豊富であり、成長を続けられるということです。

今まさに注目されている中国もインドも人口大国です。

アメリカもそうですよね。


昭和という時代を振り返ることは面白いですし、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」はとても楽しみですが、この映画は「昔はよかった」ということだけでなく、今をよりよく生きるためのヒントをくれているような気がします。

だから、観ている者の心に響くのでしょう。

懐古趣味だけであれば、観た後に空虚な心しか残らない。

でも、この映画は観た後に心が温まっているのが感じられます。

日本を代表するいい映画です。


そんなすばらしい映画に出演する真希ちゃんは、やはりすごい女優さんです。

この映画への出演にあたって、とてつもない大きなプレッシャーがあったと思います。

昭和を生きたと言っても、わずかに3ヶ月ほど。

覚えていない時代をうまく演じろと言われても、難しい。

これが江戸時代くらいまでさかのぼれば、皆知らないので、ある程度の演出は可能となるけど、昭和は知っている人が多すぎる。

それにも関わらず、真希ちゃんの表現は映画の中で浮くことはありませんでした。


これは、真希ちゃんがこの間のブログでも言ってましたが、人間はそう変わるものではない、ということを見抜いていたからなのでしょう。

温かな心は時代には関係なく、観る者の心を打つ。

真希ちゃんは真理が分かっていてこの映画に臨んでいるから、輝いけるんですよね。


真希ちゃんには、ホントいろいろと教えてもらえるので、うれしいです!

ありがとう、真希ちゃん。