怒って,目が吊り上がり、力任せに
大きな窓を叩く子ども。
「窓、叩くのやめてね」
「うるせ〜!!
なんでやめなきゃなんねーんだよ!?」
「窓が割れたら、君がケガをする。
危ないからやめてね」
「オレなんかどうでもいいんだよ!!
やめねーよ」
「この窓、大きいでしょ。
割れたら特注しなくちゃならない」
「特注ってなんだよ」
「この窓、同じものがなくて,特別に作って
もらってるの。
つまり,特別に注文してるんだ」
「だから,なんなんだよ」
「多分ね。この窓が割れて,注文したら
10万円以上かかるよ。
窓が割れたら,君が故意に窓を割ったことになる。
故意っていうのはね。
わざとやったってこと。
つまり,事故で割れたんじゃなくて、
わざと割った場合は、弁償しなくちゃ
ならないかもしれない。
君は子どもだから,あんまりお金ないでしょ。
だからお母さんが弁償しなくちゃ
ならないかもしれないの」
「俺、400円持ってる」
「そうか‥
400円じゃ足りないね」
その子は、窓を叩くのをやめた。
⬆️このときも,書いたが、
わたしは大きな声を出すことはない。
その子はもちろん,怒鳴ってるけど‥
終始,静かに淡々と話している。
話すと言うか、説明しているだけ。
あなたが,これを続けると、
こうなる可能性がありますということを、
大げさではなく、そのまま伝える。
もちろん、危ないから力づくで
やめさせることもあるのかもしれない。
でも,多分,そうしたらもっと暴れる
だろうと思う。
目的は,窓を叩くことをやめてもらうこと。
興奮状態にある、その子に冷静に
なってもらう。
そのために、その子がやってることと、
それによってどうなるかを説明する。
繰り返すけど、責める口調ではなく、
淡々と,静かに‥
興奮している彼の状態に巻き込まれない。
その逆に,こちらの冷静で静かな
状態に、彼に戻ってきてもらう。
説明するって大事
責めたり、怒ったりしても、
理解してもらえないが、
説明するとわかってくれる場合がある。
子どもだって,考える力がある。
経験が少ないから、こうするとこうなるが、
わからない場合もある。
わかっていてもあえてしている
こともあるけど、
その結果どうなるかをしっかり伝える。
あなたがしたことの結果は
こうなります
子育ての中でも,そういうことは
いっぱいあった。
でも、わが子となると、冷静でいられない
こともあって、そんなふうに
静かに淡々と伝えることができず、
怒らせちゃったりした。
少なくとも、その子育ての経験が
仕事に生かされていることは事実だ。
ムダなことってないねo(^▽^)o




