ゆるみ☆子育て 堀内祐子です
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作家、講師,カウンセラーに加えて、
放課後等デイサービスで
日々,発達障害の子どもたちと
接しています。
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母と久しぶりにハンバーグを食べに行った。
母の大好物のハンバーグ。
母は、とても喜んだ。
12月はわたしの誕生日なので,お店からケーキのプレゼント。
二人で,一つのケーキを食べた。
食べきれなかったけど、母が「おいしいね」と何回も言いながら食べているので嬉しかった。
食べ終わってしばらくすると,母は、
「トイレに行ってくるね」と言った。
「トイレに行きたい」ではなく、
「トイレに行ってくるね」
今回は、あえて、「行ってらっしゃい」と言って、見守った。
すると、母は、キョロキョロしながらも,トイレにたどり着き入って行った。
結局,トイレの前で待っていたけど、母は、確かに一人でトイレに入ることができた。
「お母さん,一人で行けたね」と、言うと、
ちょっと嬉しそうに笑った。
相変わらず,ハンバーグを残すこともなく,
野菜やデザートも全部食べた。
そして,一人でトイレ。
「お母さん、進化しているね」
母も,自分の歳を数えるのをやめた。
実際,母の記憶はあいまいで、ちゃんと覚えていない。
だから、ほんとに自分の歳がわからない。
それは、母にとって良かった。
帰りに母が言った。
「悪いねぇ。嬉しかった。ありがとう」
「お母さん,つい、今までのクセで悪いねぇって言っちゃったけど,ちゃんと言い換えたって言うことは,わたしに言われたことを,覚えていたんだね」
「うん。覚えていた」
今日,何を食べたか,すぐに忘れてしまうし,
今が何月かもわからない母が、
わたしの言ったことを覚えている。
だから,母は、大切なことは覚えているってこと。
そして,覚えているから変わってきた。
「悪いねぇ」
じゃなくて
「ありがとう」
それを覚えてくれている方が
ずっと良い
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