ずっと,ずっと昔の話。
わたしが小学生のときのこと。
弟も小学生の低学年のとき。
事件が起こった。
弟が仲良くしていた友だちが、古銭をたくさん持っていて、それを皆んなに見せたくて学校に持って来た。
ところが,その古銭がなくなってしまった。
弟はその子と仲が良かったというだけで疑われ,毎日放課後,尋問が行われた。
何度聞かれても弟は、自分が取ったわけではないので、「ぼくじゃありません」と言ったが、先生は弟が犯人だと決めていたので,執拗だった。
毎日,学校から遅く帰ってくる弟に、なんでなのか聞いたら,そのことが分かった。
そのとき,わたしは高学年だった。
正義感のかたまりみたいなわたしは腹を立て,先生に文句を言いに行くと大騒ぎをした。
肝心の弟は、ただ「先生に毎日残されるから,遊ぶ時間がなくなっちゃう」と穏やかに言うだけだった。
母になだめられ,結局先生に文句を言うこともできず、悔しい思いをした。
そして,他の子であることが分かったので,その尋問は終了した。
証拠があったわけでもなく,仲良くしていたから、その古銭が欲しくなったのだろうという先生の思い込みで,疑われた。
そのときの悔しさをよく覚えているのだ。
そんなわたしがおとなになって,親になった。
だから、納得いかないこと、子どもがそれによって傷ついていることを見過ごしにはできなかった。
それを4人分やって来たわけだから、我ながらよくやって来たと思う。
そういうことには,決してあきらめなかったんだな。
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