6年前の春のコラム。
子どもたちはどうやって働くことを意識しだしたのか?
そして、
学校は過程でしかない。
‥‥‥‥‥
社会人になって、連日の研修の次男。
日々色々なことをやるようで、それを時々話してくれる。
昨日は「社会人のとして、あなたが尊敬する人をあげて下さい」っていうお題が出たらしい。
それで次男は二人あげたと言う。
次男が敬愛する子どもの頃からの親友である、社長さん。
年齢差は50歳近い。
その方の影響は絶大で、今日の次男があるのはその方のおかげと言っても過言ではない。
そしてもう一人は‥‥
「お父さまをあげました。
社会人としてのお父さまを本当に尊敬しています」
と言っていた。
あれだけ家にいないのに「働く」ということにおいて、夫は子どもたちに大きな影響を与えている。
ケントが経営者を目指したのも夫の影響もあると思う。
やめてもやめても、次を探して働き続ける三男も、もちろん影響を受けている。
誰もが黙々と働き続ける父親を見てきた。
その後ろ姿をずっと見てきたのだろう。
何にフォーカスする?
あたりまえだけど、働くことはとても大切で、それを子どもたちは幼い頃から聞いてきた。
わが家にとって学校は過程であって、その先の「働く」ってことに結構フォーカスしていた。
わが家と言ったけど、これはつまり夫の考え方。
だから、夫は子どもたちが学校にあまり行っていなくても、そんなに気にしている様子はなかった。
だけど、
子どもたちが将来「働くおとな」になることは大切だった。
次男は、働くということにおいて子どもたちの中で一番、ハードルが高かったと思う。
でも、夫から一定のプレッシャーを感じつつ、覚悟を決めて、できることを一生懸命やっていた。
きっとこれからも紆余曲折はあると思う。
「お父さまに納得してもらうように」と言いながら模索している。
期待に応えたいのだ。
子どもたちは、皆
信頼されてる分
期待に応えようとしている。
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