わが家の4人の子どもたちは全員,発達障害があり、
それぞれに不登校の時期や、まだら不登校だったり、
高校をやめちやったり、オール1だったりした。
それでもみんな自立し,働いている。
仕事柄大変そうな子もいるのだけど、自分の選んだ仕事だから,なんとかやっているのだと思う。
このところ,カウンセリングのお申し込みを多く頂いている。
皆さんが,「堀内さんと話していると元気になる」とおっしゃってくださる。
傾聴心理士だから,基本はお話をじっくり聴くのだが、
きっとどこかで,わたしの楽天的と言うか、
ちょっといい加減と言うか、
ものごとをポジティブに捉える感じが,
気持ちを軽くしているのかもしれないって思う。
わたしも,子育て真っ盛りのときは、
色んなことを心配したし、
子育てに疲れ果てたし、
逃げたくなったりした。
なんせ,4人全員が、アトピーに喘息に発達障害がある。
おまけに,パパはあんまりいない。
われながら,よくやってこれたと思う。
子どもたちが全員が成人して働くようになってから、
義理の母がわたしに言ってくれたことがある。
「祐子さん,孫たちがみんな立派なおとなになったのは、あなたのおかげ。
あなたが一人で育てた。
ありがとう。
息子はなんもせんかった」
もちろん,パパは働いて家計を支えてくれたし、
要所要所で、父親として大事な務めを果たしてくれていた。
それでも,義理の母から、そんなふうに言ってもらったことは、嬉しいことだった。
子どもたちは夏休みに、希望者は熊本のおばぁちゃんのところに行っていたから、うちの子どもたちの大変さは,おじぃちゃんも,おばぁちゃんも知っていた。
それでも、子どもたちの良いところをたくさんほめてくれた。
「堀内家の子はすごかねぇ‥」
なんだか,母の声が今でも聞こえてくる。
おおらかに見守ってもらっていた。
ちなみに,わたしの母もおおらかに孫たちを愛してくれていた。
しんどい思いは山のようにしたけれど、
その分、周りから助けられる経験も多かった。
たくさん,助けられたから、
わたしもお役に立ちたいと思うのだろう。
スクールカウンセラーや教育相談所の相談員の方、
友だち、パパ‥
いっぱい,話を聴いてもらってきた。
だから,なんとかやってこれたんだと思う。
人に話すことに
よって,頭の中の整理ができる
聴いてもらうことによって,
何かが回復する
一人で悩まないでね(-.-)
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