⬆️これを書いた後に気づいた。
母は、家で一人暮らしをしているとき,「ありがとう」も言っていたけど,それよりもっと口にしていた言葉がある。
それは、
「ごめんね」と「悪いねぇ」
母が,それをいうたびに、
「ごめんねじゃなくて、ありがとうって言ってくれた方が嬉しい」と言い続けてきた。
「そうねぇ。
ありがとうの方が良いね」と言っていたが、なかなかなおらなかった。
それでも,しつこく言い続けていたら、いつからか母は、「悪いねぇ」って言わなくなった。
だから、「ありがとう」が増えた。
母は、認知症だから,色んなことを直ぐに忘れる。
それでも、「ごめんね」や「悪いねぇ」より
確かに「ありがとう」の方が良いって
理解したんだと思う。
お気づきの方もいらっしゃると思うが、わたしは母がいつまでも元気で幸せに暮らせるように、けっこう色んなことをしている。
その中でも、わたしは母に対して
「感じたことを伝える」ってことを意識的にしてきた。
ものごとの捉え方とか考え方とか,そういうことで、
違和感を感じたら、「それは嫌だ」と言って来た。
ところが,母は、「そうねぇ」と言いながらも,自分の気持ちを正直に伝えてくれる。
そうすると,わたしも「なるほどね。それが気になっていたのね」ってその問題を解決したりする。
つまり、コミュニケーションがしっかり取れている。
認知症だからと言ってあきらめてたまるかって思う。
わたしは母とずっとコミュニケーションをとって行きたい。
母が米寿を迎える頃から,母の様子がおかしいと気づいた。
あれから5年。
むしろ母と、ちゃんと話ができていると感じる。
コミュニケーションをとることをあきらめない
これからもずっとね(^_−)−☆
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