夏休みもあと少し。
放課後等デイサービスは、夏休みの間は朝から子どもたちが来る。
そんなわけで,夏休みには色んなことが起こる。
ある日、プラレールの電車の取りっこになって,一人の男の子がその電車を床に叩きつけそうになった瞬間,声をかけた。
「これは、放デイのみんなのおもちゃなので,大切にして頂けますか?」
これを,普通の声の大きさで静かに言った。
すると,その子は「あっ そうだった」と言って,振り上げた電車を静かに床に置いた。
「ありがとね〜」
その子はそのままクールダウンした。
子育てしているときは,怒ることも,叱ることもしたけど、放デイで働くようになって,それをしなくなった。
危険なことや、人を傷つける発言などについては、さっきのように説明して,やめるようにお願いする。
もしくは,自分のしたことについてや,今後どうするか自分で考えてもらう。
強制的にやめさせると、自分で考える余地がない
電車をたたきつけようとした子も,わたしが言ったことをについて,一瞬だけど考えたからこそ、「あっ そうだった」と言った。
放デイでの約束ごとを思い出したのだ。
「やめなさい」という命令と、
「やめて頂けますか?」というお願い。
小さい子には、「やめてね」とか「やめようね」って言ったりするけど‥
小学生くらいの子には「やめて頂けますか?」と言う。
どんなときも,
その子が考える
余地を奪わないようにする
そうすると、子どもたちはぐんぐん成長する。
子どもを信頼できないと,強制的な言い方になるんだと思う。
お願いするってことは、その子を信頼しているから‥
信頼されている
子は、それに
応えようとする。
本日,夜の8時半から
ケントとの無料zoomお話会です。
お子さんとのご参加もオッケーです。
ケントに聞いてみたいこと,なんでもどうぞ(o^^o)
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お待ちしています。
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