昨晩、母から電話があった。



「お母さん、病院にいつ行けば良いんだっけ?」



「この間、私と一緒に行ったから、もう行かなくて良いよ」



「そうなの?お母さんもう病院に行ったの?」



「そう。行ったよ。そのときにお母さん、病院には行きませんって言ってたよ。だから、行かなくて良いんだよ」



「じゃー病院に行ったのね。あー 良かった。
お母さんね、なんにも分からなくなっちゃったの。
ほんとに困ったわ。
ゆーちゃんいつ来てくれるの?」



「あさって行くからカレンダーに書いておいてね」



その後も、父が買い物に行く途中で歩けなくなった話などをしていた。



転びそうになりながら、少ししか歩けないのになんで買い物に行ったのか聞いてみた。



植木を切るハサミを買うつもりだったと言っていた。



私が金曜日に行くことは言ってあったので、そのときまで待てば、車で行くことができる。



しかし、そもそも母は私がいつ来るのかその場で忘れるので、そのときに行けば良いというふうに考えることができないようだ。



いつも、歩けなくなった父を色んな方が助けて家まで車で送ってくださっているようでありがたいことだが、
あれほどタクシーを使うように言っても分からない。



限界が近いようにも思うが、とにかく本人たちの意思があるので、それを尊重するつもりだ。



どうにもならなくなって相談してきたら話そうと思う。



かなり危なっかしい感じだが、二人とも朝起きて、朝ごはんを食べて洗濯をしたり、体操したり、庭仕事をしている。



掃除は行き届いてはいないが、家は整然としている。



ほんとによくやっていると感心する。



植木の手入れのために新しいハサミがほしくなったわけで、それは庭をきれいにしようということだ。



色んなことに困りながらも両親は規則正しい生活を続けている。



それが続けられるようにサポートして行きたいと思う。



それが両親の願いだから‥






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