高校は続けたものの、ケントはその日を境にあんまり家に帰って来なくなった。


友だちの家に行っていたみたいで、ときどき着替えを取りにきたりしたが、パパと顔合わせる夜にはいなかった。


明らかに避けていた。


それを2ヶ月くらい続けた。


元々パパとは気軽に話していたので、この変化は残念だった。


つまり、ケントはパパが言ったことが許せていなかったのだと思う。


なんだかギスギスした空気だった。


12月に入ってクリスマス🎄が近いときだった。


帰ってきたケントに言った。


「ママにとって最高のクリスマスプレゼントはケントとパパが仲直りすることだな」


ケントはだまっていた。


しかし、クリスマスイブの朝に帰ってきて、パパのところに行って「オヤジ、メリークリスマス🎄」と言って握手した。


ケントを見ていると、深いところに大きな愛があることを感じる。


どんなにひどいことをされても、ケントはそのことで苦しんでも、相手のことはさっさと許している。


そのときは相手が親だったから、ちよっと意地を張ったのだと思う。


どっちにしても、良いクリスマス🎄を迎えられた。


さてさて、最後の3学期はどうだったのか‥


つづく




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