8年前だったと思う。



とてつもなく悲しくて苦しいことがあった。



そんなとき、次男がご飯に誘ってくれた。



そして、次男は「最近感動した物語があるので聞きますか?」と言った。



「聞きたい」と言うと次男は静かに話し始めた。



内容は残念ながら覚えていないが、わたしはそのお話に引き込まれた。



あんなに長い話を暗記して、しかも自分の言葉にして話している。



次男が話している間、その話に没頭した。



悲しいことをその瞬間だけ忘れることができた。



確かに何かが癒された。



状況は何も変わっていないが、その優しい話と次男の声はわたしに力を与えた。



そのときのことを思い出すだけで泣きそうになる。



次男は全力でわたしを励ましたのだ。



たくさんの言葉を使ってではなく、一つのお話を聞かせただけで‥



わたしはヘラヘラしているし、能天気だし、ケロッとしているが、数知れず七転八倒の苦しみを味わってきた。



もちろん、誰もがそういう苦しさを抱えていることを知っている。



でも、そういうとき、寄り添ってくれたり、励ましてくれたり、一緒に泣いてくれる人がいることは幸せなことだ。



わたしはこのとき、次男がせっかくご馳走してくれたご飯の味が分からないほど憔悴していたが、次男のお話の優しい響きは忘れられない。










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