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朝からの雨が
降ったり止んだりを繰り返しながら続いています。

こんな日は、なぜか小さい時のことを思い出します。
私は、地平線や水平線というものを知らずに育ちました。
お日様が山から昇って、山に落ちる それが、普通だったんです。

小学5年生の時、春休みに中学2年生になって、迷子になりかけた山の頂上まで
初めて登りました。

そこからは、玄界灘と東シナ海の境目の海が 見えました。
それまでも、その海自体は何回も見ていたのですが

自分の足で、その海が見えるところまで行けたのは
初めてだったので
とても、感動しました。

深く青い白波の立つ海

水平線も見れて

ああ、また来たい
胸騒ぎのようにうねる海

そう思って、幾年月………あれから、一度もその山の頂上には登りませんでした。
あの海が、もう一度みたい