扉のあちら、扉のこちら

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この夏はいろいろな呪縛から解放されて初めての夏で、久しぶりに普通にエディンバラ演劇祭を楽しめたような気がする。

 

これまで、自分が書いた作品をのせてみたり、友達のショーの手伝いをしたり、日本のカンパニーのプロデュースチームに入ったり、いろいろな形でフリンジに関わって来た。そして、今年の純粋にお客さんとしての演劇祭は、前半はとても楽しかったものの、後半はやっぱり自分も何かやりたいなという思いが強くなっていった・・・

 

小さい頃からいろんな舞台を観て来て、客席に座りながらもずっと「あちら側」に行きたいと思っていたのだと思う。舞台と観客席の間には見えない扉があるようで・・・その扉には固く鍵がかかっていた。

 

結果、自分は舞台には立たないものの、あちら側のさらにあちら側という仕事につけるようになって、こんな風に夢が叶う事ってあるんだなと、しみじみとお酒を飲んでみたりする。

 

いつも思うけど、今、自分が翻訳している作品と自分とのリンクが激しい。この数週間、すごく「迷い」が前に出る季節だったけれど、今日、エディンバラの街を歩いていて、やっぱり迷いの余地は無いのかな、なんて考えてみた。

 

すごくいろんな人に迷惑をかけているのかもしれない。でも、神様に、こんなにたくさんの夢を叶えてもらってる人間は、そんなにいないんじゃないかなって、そう思う。