本の世界の迷子です

本の世界の迷子です

感動を伝えたい

Amebaでブログを始めよう!
5年もお休みしていたこのブログ、そろそろまた始めてみようかな、と思っています。



この前、図書館から5分のところに住んでいるって、人に出会った。

あぁ、うらやましいな~。

中学生の頃、図書館にある物語の本のたぐいはほとんど読みつくした。
小さな図書館だったので、それができたのだろう。

以前住んでいたところは、すぐ近くに24時間営業の本屋があった。
毎日、寄って本をながめたり、めくったり。
店員さんともとても親しくなって、いろんな話をした。

新しい本の匂いの中にいるとなぜか興奮してきて、お通じが良くなる。
本屋さんにトイレは絶対要ります。(*^^)v

ところが、今住んでいるところには本屋も図書館も近くにない。

夢は私設図書館といきたいところだが。。。
夢のまた夢。。。。




デス・コレクターズ (文春文庫)/ジャック カーリイ
¥810
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最近、ジャック・カーリィが面白いと、あちこちから聞いた。

私も!と、まず手始めに第2作目から読んでみた。
確かに面白い。特にプロットがすごい。
最後のどんでん返し、すごいなぁ、って思った。

ただ、訳が違和感のあるところが何カ所かあって、ちょっと入り込めない部分もあった。
翻訳者の力量の問題か、原作者の文体なのか。

それにしても、世の中異常な連続殺人鬼だらけだ。
もっとも、ミステリーの世界に限って言えばだけど。。。

社会的人格障害者というか、サイコパスによる殺人が花盛りという印象が強い。
この前読んだ、へニング・マンケルを始め、古くはトマス・ハリス、コーンウェルの検屍官シリーズなど。

この手の作品ばかり読んでいると、アガサ・クリスティのようなのどかなミステリーが懐かしい。

この作品の顕著な特徴は、主人公の兄の存在だろう。
同じ環境で育って、片方は連続殺人者に、片方は刑事に。
兄の存在が重く、また頼りになっていることもあるようだ。
ふと、「羊たちの沈黙」のレクター博士を思い出してしまった。

最新作、「ブラッド・ブラザー」どうなのだろう。。。
もう一作読んでみようか。











上下合わせて、850ページあまり。
長いなと思ったけれど、読みだすとやめられない。
一気に読んでしまった。おかげで、週明けは睡眠不足。。。

この作品もやはり、すごい!

いったい、何がすごいのか。
主人公の刑事クルト・ヴァランダーの諦めない執念ではないだろうか。
今回のヴァランダーは、どこか体調が悪そうだ。
しょっちゅう喉が渇いて水飲んでいるし、トイレにも度々行く。
どうやら糖尿病らしい。
ところが、周りの人にそれを指摘されるとやっきになって打ち消す。
医者にも診断されたのに、同僚には知られたくないらしい。
病気のせいで集中できないのか、何回も携帯電話を持って出るのを忘れ、ピストルを車の中に置き忘れる。
どこか、ヴァランダーの苦しい息遣いが聞こえてきそうだ。

夏至の前夜、三人の若者が公園で18世紀の扮装をしてパーテイを開いていた。
幸せそうな若者たち。
ところが、若者の中のひとりの娘が行方不明になっていると、母親が警察に訴える。
外国から来た絵葉書は、娘が書いたものではないと言い張る。

その事件を幕開けに、様々な殺人事件が続く。
どこにも共通点はないが、どうやら幸せそうな人々が狙われているらしい。

ヴァランダーは、つぶやく。
「スウェーデンは、どうなってしまったのだ。」
家族の絆が無くなり、人々は孤独の中で孤立している。

この物語は8月に始まるが、スウェーデンの夏は短い。
日本人が抱くスウェーデンのイメージは、
森と湖の国、ノーベル賞の国、社会保障の充実した国、だが、
ヴァランダーのスウェーデンは違う。
犯罪が多いのに、警察の人員が足らず疲れ切っているのだ。

今回もまた
原作もさることながら、この本を訳してくださった柳沢由美子さんにも感謝。
彼女がいないと、この作品を日本語で読むことができない。
素晴らしい訳で、原作の面白さを充分味わうことができてしあわせ。。。



背後の足音 上 (創元推理文庫)/ヘニング・マンケル
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背後の足音 下 (創元推理文庫)/ヘニング・マンケル
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ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)/三上 延
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ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)/三上 延
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この本、面白いです。

本が好きで、ミステリーが好きという人には、その両方味わえるたまらなさ。

主人公五浦大輔は、小さいころのトラウマがもとで、本を読むことができない。
短い時間なら、読むことができるみたいだが。。

そんな大輔が、ビブリア古書店の店主 篠川栞子さんと知り合い、
古書をめぐるいろんな事件を解決してゆく。

この本には、様々なしかけがほどこしてある。

栞子さんは大怪我をして病院に入院中。
事件手帖2では、栞子さんは退院してはいても、足が不自由であまり自由に動きまわれない。
自分の持っている豊富な知識と洞察力だけで、事件を解決してゆくという
古典的な安楽椅子探偵の設定。

たいへんな量の本を読んでいる栞子さんと違って
五浦大輔は、本が読めないので、
いつも、本の話を栞子さんから聞かせてもらう。
大輔 はいい聞き手として、ワトスン君のような存在だ。

そして、この2冊の本で取り上げられている本のマイナーさ。
自分が知らない本の薀蓄を知ると、とっても得した気分になるから不思議だ。

夏目漱石、太宰治などのような、有名どころと共に、
こんなの聞いたことな~~い、というような本が取り上げられている。。
小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)
ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖2では、
福田定一「名言随筆 サラリーマン」(六月社)。
足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」(鶴書房)
これまた「おや?」っていう本がでてきた。

いずれにしても、本にまつわる話は面白い。

栞子さんの母親にまつわる謎がまだ残っているので、
3冊目が待ち遠しい。。。。








高慢と偏見 ジェイン・オースティン原作 コリン・ファース主演 リマスター&豪華コレクターズデザ.../コリン・ファース,ジェニファー・イーリー
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待ってました!!

いったい何を。。。

私は、すでに持っているんです。↓ 以前に発売されたこのDVDを。
高慢と偏見 [DVD]/コリン・ファース,ジェニファー・エイル,アンナ・チャンセロー
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今度発売されたDVDの特徴は、日本語吹き替えが付いていることなのです。

映画を見るときも、ほとんど字幕版を選ぶ私。
吹き替えで見ると、どこか違和感を感じます。

ところが、このBBCのドラマ「高慢と偏見」はNHKの吹き替えが素晴らしい。
ほんとに、登場人物の感じとぴったり。
これほど、うまくいった吹き替えも珍しいのでは、というくらいです。

今までは、日本語版は友達が録画してくれた、3倍速のビデオのみ。
それこそ擦り切れるまで、見ました。

これで、やっとまた「高慢と偏見」の世界にひたれると
うれしくてたまりません。