私は中学生の時、強迫性障害になりました。


 きっかけは「学内試験の順位」です。


 自分で言うのもなんですが、私はそこそこ勉強ができました。そして何より「勉強が好き❤️」なんです。


 中学1年の夏の試験で学年1位を取ってしまったんです。(430人中)その日が、強迫性障害発症の記念日となりました。


 私、塾行ってなかったんです。通信教育もやってなかったんです。(家がめちゃくちゃ貧乏で。)

かつ、県大会常連校の吹奏楽部に入っていたんです。(毎日練習。今と違って、土曜日も学校あったし、日曜日も練習あったからまじでeveryday部活)


 その環境で1位なので(当時は順位と名前を廊下に張り出してた)ちょっとした有名人になりました。


 あー、もう一位以外取れない。


 部活終わって家に帰ると、食事と風呂以外勉強してました。机で寝てました。(寝落ち)

 私の症状は、他にもありました。


 道路の、アスファルトの切れ目の線しか歩けない。マンホールは全部踏む。というもの。


 (普通、手洗いやめられないとかですが、私はこれ。)


 あと、「毎日、校舎の周囲を1周する。」


 アスファルトの切れ目(線)歩いて、マンホール踏んでるから、周囲からは変人扱い。→そして遅刻。


 校舎1周もしかり。(これは全校生徒帰ってからやってましたが、警察に職質されました。)学校休みの日もやらないといけないルール笑笑なので、家から脱走するのでいつも靴隠されてましたが、トイレの窓から裸足で学校向かおうとして警察に職質されました。


  家では勉強三昧。布団で寝ない。


 やらないと不安でいられない。


 当時、思春期精神科がなくて、親も知識がなくて、キツネ払いとかにも連れていかれました。

(キツネ落ちたらしいんですが、症状変わらず😆)


 そんな生活なので、イジメにもあいましたし、常に頭痛に悩まされておりました。


 でも、学校は休めない。勉強遅れるし、校舎周らないといけないし。


 ある夜、あまりの頭痛に泣き叫び、親に救急外来へ連れていかれました。当番病院が、なぜか精神科に力入れている病院で。

 

 そこで、人生初めての精神科医に会いました。


 後日、脳波とかCTとか撮りましたが異常なかったようです。

 

 それからこの病院に通うことになりました。頭痛薬の処方と、私は2分くらい医師に会って、母親が精神科医と話をして終わり。


 両親が、私のために時間をとってくれること(通院。母免許ないので父運転)、家では赤ちゃんがえりして過ごすこと半年。


 良くなったんですよ、強迫性障害。


 当時は強迫性障害によい薬が無かったそうです。


 今は良い薬があるようですよ。


 私はそれで良くなりましたが、人によって「これ絶対」という治療法はないのでなんとも言えませんが。


 今(40代)でも、たまに線の上歩きたくなります。(調子悪い時)

 

   まあ、こういう人もいるよってことで。


 強迫性障害と拒食症、繋がる部分のある病気だなと思います。