手わざの粋 | 湧flow

手わざの粋

日本伝統工芸展見て来ました。

日本の工芸はこんなにレベルが高く、かつこんなに多くの作家がいるんだぁ…と感動。
ただし、会場がどうも…。
日本橋三越7階の催事場で、無料だし連休中だからか、わさわさと人が多く、なんとも落ち着かない感じでした。
お金出すから、もう少し作品に敬意を払った展示をしてっ(=`(∞)´=)!
でも、まぁ上野の美術館で100号以上を上下に掛けられた状態でみせられるよりは、ましかぁ…( ̄ー ̄;)。

全国規模の絵画公募展だと、
・日展(社団法人日展)
・二紀展(社団法人二紀会)
・独立展(独立美術協会)
・国展(国画会)
なんかが主なもので、その他に芸能人が入選するので有名な二科展、なんとか会多数が続きます(私の考えなので、「これもあるでしょ!」っていうのがあったらm(..)m)。
それぞれの公募展は、傾向が決まってて、それぞれの会に大御所がいて、
学閥みたいな感じにまとまってて、何回入選だと会友とか、会員とかって制度になってるようです。
私は公募展出したことないので、聞いた話ですが、
出す前に何とか先生に観てもらうと結果が違うとか違わないとかいうこともあるらしい。
その他、一般の公募展じゃないけど、
何人かの推薦が必要な安井賞なんていう受賞すると箔が付く、
文芸の世界の芥川賞みたいなのもありますね。

工芸の世界は、
・日本伝統工芸展(社団法人日本工芸会)
・日本現代工芸美術展(社団法人日本現代工芸美術家協会)
・朝日現代クラフト展(朝日新聞社)
・日本クラフト展(社団法人 日本クラフトデザイン協会)
なんてのが、メインじゃないでしょうか(絵画より知らないけど)。
上の3つは観たことありますが、
人間国宝級もそろっている日本伝統工芸展は、これぞ王道って感じで、
カタカナの「アート」って言葉も似合う朝日現代クラフト展は、今風の王道かなぁ。

工芸って、装飾と機能のバランスが美しさの重要なポイントで、
どっちかが勝ちすぎてると、なんとく品がなかったり、面白みがなかったりしますよね。

自分ではやらない分野なだけに、なんか憧れますラブラブ!