割烹着の似合うアメリカン | 湧flow

割烹着の似合うアメリカン

RBR(Right Brain Research)のクリエイティブ・ディレクター クリスティン(Kristin Newton)は、ステンドグラスのアーティストでもあります。バブルの時期は、建築物にはめ込むステンドグラスの受注も結構あったようですが、最近は、なかなか作品を創る機会にめぐまれない…と、ちょっと寂しそうに語ってくれました。

RBRのメインワークショップである「5日間右脳で描くワークショップ」は、通称5Daysと呼ばれていて、クリスティンが講師を務めます。
右脳は情緒を司り、左脳は論理的な思考をするっていうのは、よく聞く話。現代社会では、おもに左脳の機能を求められることが多いので、「描く」ことによって右脳を活性化させようというのが、5Daysの主旨の一つ。さらに大きな主旨としては、眠っている創造性を目覚めさせる!ってことでしょうか。
ほとんど絵など描いたことのなかった、ビジネスの世界でバリバリ仕事して成功をおさめてきた人が、この5Days受講で開眼し、美大の夜間に入学したなんて実例も。

約月1回のペースで行われる5Daysは、これまで国籍も性別年齢もさまざまな、かなりの数の人々が受講してきたのですが、クリスティンは、受講生の顔とどこに座っていたかを皆覚えてます。
この映像の記憶力は驚異的。これは、受講生を大切にする人柄の表れかもしれません。
そう、クリスティンは、とても謙虚で穏やかで優しいキャラクター(*⌒∇⌒*)。
包むような母性を感じるんです。そんなクリスティンには、もう日本であまり見かけることのできなくなった割烹着に姉さんかぶりが、ぜったいに似合うはず。いつか割烹着を持っていって着せてみたいと思ってる私です(`∀´)。

優しさ担当のクリスティン以外のRBRのマネージャーは、CEOの真由美さん(かっこいい帰国子女)、ハワイ在住で時々日本に来るLiaさん(落ち着いてて、明るくて頭の良い女性)、そして昨年からスタッフに加わったはるかさん。
アートを愛する四者四様の女性たちに支えられ、六本木ヒルズの裏手の住宅街にあるRBR。
受講料が特に安いわけではないし、誰でもが飛び抜けてすごいテクニックが学べるわけでもない(人によってはすごいモノを得るかも…)けど、日常から離れた感覚で妙に落ち着き、元気もらえて、なぜだか惹かれしまう不思議なところ…アート