DSiにGBA互換がないことは問題ではなかった | 本当のゲームレビュー

DSiにGBA互換がないことは問題ではなかった

11月1日発売予定「ニンテンドーDSi」の「GBAスロット削除」について。「DSiでGBAソフトが使えません」と言われても、普通にがっかりしていない。なぜか?まずはこちらを見て欲しい。

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GB、GBA、DSでは解像度が違う。違うとどうなるか。ご存知の通り、GBAでGBソフトを使うとまわりの不要な部分が黒くなる。DSでGBAソフトを使うと、同じく、まわりの不要な部分が黒くなる。これは個人的に好きじゃないんだよ。解像度が違うからそうなるのは仕方ないのだが、やっぱり違和感がある。GBAソフトはなるべくGBAシリーズの本体で遊びたくなる。GBの時は特にそうだったな。GBAでGBソフトを遊ぶと、本当に画面・液晶の無駄使いという印象を受けた。本体からソフトがはみ出すのもあれだしな。

実際のところ、DSLiteでGBAのゲームを遊ぶことに「まわりが黒くなる」「ソフトがはみ出す」という理由で抵抗がある人、意外にもいると思うんだよ。そう考えると、GBAの使えないDSにも納得できる。GBA互換をなくすことのメリット、本体が薄くなる。画面が大きくなったのに、楽しそうなカメラが付いたのに、本体が軽くなる。そういったメリットも決して見逃せないもんな。

更に、ライトユーザーやDSでゲームに戻ってきた層は、GBAソフトに興味がないとすら思える。今でもGBAソフトを大事に堪能しているのは、ゲーマー層だろうな。そんなゲーマー層は、自分も含め、携帯ゲーム機本体を複数所持することに納得できるはずだ。GBA互換のせいでいつまでも一定以上の薄さ・軽さにできないDS本体。そんなDS本体を今後も出し続けて欲しくはないもんな。ちなみに、家庭用ゲーム機の場合は話が少々違ってくることをお忘れなく。