24日の朝の写真(前日に膿を取ってもらったから、レベル3ぐらいまでぺったんこだったけど、翌朝にはここまで膨らんでしまった【私の中では、レベル5と表現する大きさ】
処置してもらっても翌日にはすぐに膿が溜まって大きくなってしまうのは、毎度のことなのでそれほど気にしていなかったが、皮膚が明らかに赤いこと、頂点に白いポチがあることは、明らかに今まで違うことだった。
24日時点での私の感想…皮膚が赤いのは、再発して3ヶ月間、処置してもらってはいるが、翌日には戻ってしまうので、ほぼ常に大きく膨らんでいる状態。しかも、今回はこれまでより大きさが大きかったので、今までより皮膚が伸びて薄くなっていたから、血管が透けて見えてるのかな。
白いポチは、膿瘍の尖ってるとこなので、より皮膚が薄くなっていて、人間には見えないレベルで穴が空いているのかな。
次も1ヶ月後の診察だけど、この状態から改善がなければ、年明けに連絡して診察を早めてもらって年明けに病院に行こうと思ってた。
こんな感じで、28日の朝まではそれ以上の悪化をすることなく過ごしていたんです。
なのに、昨日、仕事終わって帰宅して、ペレットもチモチモもいつも通りにして、患部の記録のために写真を撮ろうと思って毛をかき分けていると、カチカチのものが手に触れてびっくり。
えっ!
既に膿が数ミリ、皮膚を突き破り飛び出してきていて、先端がカチカチのカサブタになっていた。
私が保定をし、母に写メを撮ってもらっている間に、少しの刺激でブニュブニュと膿が外へ弾け出てきてしまいました。
溢れ出てきてる最中の膿
18時40分、病院へ慌てて連絡。
診察はしてるけど、受付は終了してる時間だったので留守電でした。
留守電だったけど、まだ病院はやってるから、留守電聞いて折り返しの連絡もらえるはずと思って、状況報告のメッセージをとりあえず残しておきました。
5分後、病院から折り返しの電話がありました。
膿瘍が弾け出ること自体は悪いことじゃない。
今日今から診察するなら、夜間の時間外料金が発生する。
明日は北海道先生が不在。30日なら、病院自体は閉めているが、北海道先生はいるので見てくれるが時間外料金が発生する。
今から行って高い時間外料金を払ってでも、見てもらおう。
膿が皮膚を突き破って出てくるなんて、尋常じゃないもん。
それに、今週に入ってから足ダンが多かったんです。きっと、これが痛かったりして不快だったんだろう。
明日(今日)も予約でいっぱいっていってたし、北海道先生が不在なのはもっと困る。
それに、年末年始の帰省で、きっと29日から道も大渋滞するはず。
翌日まで待って、もしその間に出血したり、炎症起こしたりして、ドリーさんに何かあったら、後悔どころの話じゃすまない。
そんなこんなで、昨日夜に時間外で北海道先生に見てもらいました。
私はかなり動揺していました。
落ち着かなかったです。
【北海道先生の診察】
• 皮が伸びるスピードより、膿が溜まるスピードが早かったため、破裂に至った。前回(23日)の処置で見た時、膿瘍の形がとがってたもんね、と。
•外にパンって弾けて出る分には悪いことじゃない。
→(私)なんで?突き破って飛び出てきたのに?
→中に溜まって、神経や脳に影響してしまうことの方が怖い。
だから、定期的に膿を取り出してる。
処置として、針で小さく穴を開けて開放して、膿を絞り出す処置の子もいる。
ドリーさんの場合は、7月に耳根膿瘍手術をして、耳根部の穴を作り開放したまま縫い合わせて1ヶ月はその穴を使って直接洗浄をしてもらう処置ができた。
でも、1ヶ月弱で穴が閉じたので、以降は通常のお耳の穴から綿棒で取れる範囲の膿を取ってきた。
今回の破裂は、ドリーさん自身の皮膚が膿の大きさとスピードに負けちゃっておこったもの。
•今回は外傷なので、膿が出ることで皮膚に炎症が起きないように、患部の周りの毛を刈り、残りの膿が絞れないか、破裂した部分から先生が確認する(処置の結果、根本部分にまだ膿が残っていたようで、綿棒で取ったとのこと。)
•痛み止め1週間、抗生剤2週間。
1〜2週間以内に、再診察を。
•次回の診察の結果によるが、今後、点耳薬を使って、膿のスピードを緩やかにしてあげることができれば、ドリーさんの負担も減らしてあげれるかなと考えてる、と。
もし、点耳薬の効果がなければ、皮膚に塗る用の麻酔を塗って、針でピッと切り膿を絞り出すか、以前、再発の時に院長と北海道先生で話し合ってくれた、前回の手術以上に大きく切開し、耳の穴まで切り開く手術も視野に入れるかもだが、やはり、できる限り麻酔はかけたくない、と。それに、膿瘍は必ずと言って良いほど再発するので、麻酔してそこまで大きく切開する手術をする価値があるかと言われると…と。
突き破って膿が出てくるなんて、大変な事態でかなり動揺しましたが、先生にしっかり説明をしてもらって、悪いことではないと聞いて納得ができたのでだいぶ安心しました。
ただ、今回は痛みや不快があってダンしてたんだろうし、膿を拭き取ろうとすると明らかに痛がってたので、今回はドリーさんの生活に影響が出てしまった。
そこは、痛み止めや抗生剤を再開して、痛みをコントロールして、ドリーさんの生活から不快感を軽減させていきましょうとのことでした。
処置後のドリーさん
膿瘍の術痕はまだまだ毛が生えてはいないのですが、周りの毛も感染防止のため刈られました。
22時前に帰宅。
お薬飲んで、私とは微妙な距離を取り、
ふんって向こう向いて、
ケージに戻って、怒りのやけ食いをしていました。
ドリーさんは、病院後は決まって怒りのやけ食いチモチモをするコです。
ドリーさん、卯年の2023年は、膿瘍ですごい回数の通院治療、そして手術を経験した年でした。
最近また膿が溜まるスピードが早まってしまってますが、なんとか不快感を少なくしてあげられるように、そして元気においしく楽しくドリこらせな毎日を一緒に過ごせるように、飼い主も頑張ります。