帆夏です。


先程投稿した『踊れオーケストラ』
観てくれましたか?


まだ観ていない方は
こちらから

もう観てくださった方も
もう一度


そしてこのブログを読んでほしいです。


できるだけ、分かりやすく単純に
つくりましたが

実はこんなこと考えてたよ〜ってことをお伝えしてみますね

ベースはわたしが考えましたが
スタジオで練習しながら冬紀と2人で話し合ったことも
後付けのものもあります😌


『私』と『彼女』の物語

『わたし』の経験や考えもふまえながら書きます。







『はじめまして』


皆さんの "踊ってみた" との出会いは
どんな風でしたか?






『さあさあこの指に止まれ』


ずっと画面の中に居た人が、ステージで踊っているのを生で観てはいるけど、やっぱり雲の上の存在で

挑戦さえもしようとしない
する勇気もない 傷付きたくない

そんな私が居ます





『正体は実は案外』


ここで初めて隣に並んで目が合います。



数年前、わたしがずっと憧れていた踊り手さんと初めて目を見てお話した時

この人も生きてるんだ……

と涙が止まらなくて、当たり前のことですが、その時は本当にそう思って、それと同時に


わたしはこの人にはなれないんだ


と、これまた当たり前のことに気付きます。ちなみにかなりへこみました。





やってみたい


多くの人が踊ってみたを始めるきっかけになるであろう気持ち

ずっと私の中にあるけど
向き合うのが怖い 照れくさい



そんなとき




『おいでよ』


背中を押してくれたのは
彼女でした。






『街を包み込んだ 超常現象が』



慣れない床に眩しい光
そこに存在している沢山の人の空気

全てが初めてで


今自分はどんな顔をしているのか
どんな動きをしているのか

なんだかよく分からないけど


夢中になる。


いつの間にか、笑顔になる。



楽しい!







『空いた I を描こう』


憧れの人の背中を追って
とにかく踊って 踊って 踊って


反転動画で練習してるイメージ





いつも笑顔で、ステージの上で輝いている彼女にだって

落ち込んで泣いてしまう日も
自分が分からなくなる時も当然にあって





私は彼女に救われたから



意識的にだけじゃなく

応援してくれる人がただそこに居てくれることが支えになる。


彼女だけじゃなく、わたしも、
わたしだけじゃなく、沢山の人が


その想いを持っています。






『泣いて鳴いた心のエレジーを
僕は聞こえた だから今ここにいるんだ』



これが
彼女が踊る理由のひとつです。








ただ彼女を真似するだけじゃなくて
2人で踊れることが楽しくてしあわせ


踊ってみたを通して
そういう存在に出会えたことが

何よりも幸福だとわたしは思います。







そして



『踊れ 踊れ オーケストラ』


彼女に教えてもらいながら、精一杯練習して、緊張しながら立った初舞台

ではなく

私の中の色々な変化、気持ちの変化 を表現したかったんですがここはどうしても難しかった…。


最初の頃との表情などの違いにも注目してほしいなと思います。2人ともの。



この時、彼女がどんな気持ちなのかは
皆さんの解釈にお任せします(ここにきて)(正解は冬紀に聞いてね)







『次は君もステージで』


これは彼女の想いです。


作中の "さようなら" は決してマイナスな意味ではありません。






『後悔 後でしても知らないぞ』

彼女が沢山のことを教えてくれたように
今度は私が誰かのために


彼女の意志を継いで、踊り続けます。










『繋がり』




わたしがこの作品を通して
伝えたかったこと。




人と人との繋がりは、もちろん踊ってみたがなくても生まれますが

自身の表現方法の一種である、わたしが大好きな踊ってみたを通して


人と人とが繋がっていけること


それって本当に素敵なことですよね。






ちなみに、今までの冬紀と帆夏のオリジナル振付を振り返ると、
手を取ったり繋いだりすることが多いんです。



振り付けを作ってくれている冬紀も
特にそこまでは意識していないとは思うので、偶然にも近いのですが。


オリジナル振り付けじゃなくても、なんだかよく手を取る振り付けを踊ってるような気がします。








ピタッと、ピースがはまるように
しっくりくる。

みたいな表現が正しいのかどうかは微妙ですが、

わたしは冬紀の手を取るのが好きだし
冬紀に手を取ってもらうのも好きです。



目に見えない繋がりが
ちゃんとあるから、ですかね?




分からないですが、とにかく好きです。


冬紀とつくる作品も、冬紀と踊るわたしのことも、もちろん冬紀自身も。

言うまでもないですがね!


完全にわたしの思い付きで、ある日突然、この曲踊ります構成考えて来ました衣装制作中ですダンマス出たいですの宣言を

は?とも
え?ともならず

すんなり受け入れてくれた冬紀にまずは感謝と敬意を。

まぁ断られることはないだろうという気持ちではいたんですがね、信頼関係故にのアレで。

でもさすがに言うのちょっと緊張しました。びっくりドンキーで。勇気出してよかった。



この人とじゃなきゃ絶対にダメ!!!

なんてこと、なかなか存在しないとわたしは思うのですが


この人とじゃなきゃ絶対にイヤ!!!

は沢山あって。



絶対にイヤ!の時点で、絶対にダメ!になってるんだなということに
最近気が付きました。


この『踊れオーケストラ』という作品は

冬紀とじゃなきゃダメだし
隣で踊るのはわたしじゃなきゃイヤだし


素直にそんなことが思える
作品になりました。

冬紀も同じ気持ちだといいな。
多分同じ気持ちです。





これは髪を巻いた冬紀が可愛すぎて咽び泣いているわたしです。
全然関係ないです。




若干脱線してしまいましたが、

こうやってなんとなく解説してしまうのも
新しい?珍しい?踊ってみたの楽しみ方ですかね?

もちろん、わたしが書いたこと以外にもなにか皆さんに伝わっていれば
それを大切にしてほしいですし、むしろ教えてほしいなーと思います!

踊ってみたが十人十色であるように
踊ってみたの感じ方だってそれぞれですしね。


ただ、この作品が
今のわたしが作りたかった作品だということには間違いはありません。


ぜひ動画の感想や意見や
自分にとっての『踊ってみた』とは何か

教えていただければ幸いです。



ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!

もう一度観たくなったと思うので
リンクおかわりしておきますね。





ではさらば





ちなみに、撮影日が極寒すぎてもう冬の夜の夜間撮影はしないと心に決めました。