幸福日記 | 仄

幸福日記

言われた駅で二十分待っていると、友人が来ました。四メートル左にいた女性と私を間違えてその変わり様に焦ったそうです。腑に落ちませんでした。友人はラーメンと餃子を食べ、その後どこか淀んだ空気の歩道をうろうろ歩きました。斬新だと誇張する居酒屋に入り酒を頼まずにタンメンとパスタと餃子を頼みましたが三十分待ってやっと餃子が来るペースでした。他に客がいないのにとりあえず食べたいのにいらいらしました。友人の家に帰ってから多量のケーキと菓子パンを振る舞っていただきました。やっぱりすごいです。食べ終わったら地元の共通の友人とテレビ電話をして遊びました。終わったら彼女が恋人と別れ話をし始めました。色々とひどいことを言ってました。彼女は私と同種なのに今ももてているようです。ちやほやされるなんて羨ましいけどやっぱり自分のほうがいいと思いました。私は私が大好きです。/午後