私は、子宮の面積が広く生理の量も痛みも半端なくすごかった。
おまけに子宮筋腫もあり、自力で子供は出来なかった。

不妊治療してようやく授かった。

2人目もほしくて、ほしくて…でもやっぱりできなかった。

苦労して。痛い思いして。辛い思いして。
お金もかかって。

ようやく手元に来た子。

この13年、息子の事を一番に考えてきた。

夜中に熱出て、何回も救急に走って。

入院したとなれば、狭いベッドで点滴の管ぐるぐるの息子と一緒に寝て。

泣き止まなければ、夜中何回もドライブに連れて行った。車に乗れば、子供は眠くなるから。

食の細い息子がいっぱい食べた時は涙が出るほど喜んだ。 

泳げるようになるために、スイミングも連れて行き。
恥かかないようにするために、ダンスも習わせた。
歌が下手ならカラオケに付き合い、勉強が分からなければ、塾に進研ゼミに、いろいろ手を出した。

1人な分、2人3人子供がいる人よりは、濃密に接してきた。

それがダメだったのか。

放って育てるべきだったのか。


こんな子に育ったのは、私が悪いのか。

自問自答を繰り返す。

息子は今、何を思ってるんだろう。

クソババアくらいにしか、思ってないのかな。

だとすれば、悲しい。