「仕事は遊びだと思え」 斉藤ひとり
さすがにすごい人は違います。人が「えっ!」と思うようなことを言います。
「仕事を遊びだと思ってんじゃないの?」
などと怒られる話はよくあると思いますが…
「だって遊びは寝ないでもやるし、やめろと言われてもやるじゃない」
確かに子供のころの勉強で考えると分かりやすいんです。
「やれ!」と怒られてもできなし、自分でも「やらなければ!」
と思ってもできないものです。
その勉強が楽しい遊びと同じだったら、
「勉強はするな!」
と言われてもやりますよね。そしたら成績なんてどんどん上がるでしょうね。
成績が良い人は勉強が遊びのような感覚だったんですよ、きっと…
しかし、仕事を遊びのように考えるのは難しいです。私なんか健康食品を販売していて、都庁の薬務課から呼び出しを受けたりして、がくっと来てしまいます。
「またか…」
とモチベーションが下がります。
「もうやめようか…」
などと考えてしまうこともあります。
仕事を遊びのようにやって行けるのであれば苦労はしません。ほとんどの人がそう考えると思います。
なぜなのか?
儲けることを一番の目的に考えるから仕事が大変になるのではないかと考えました。
お客さんに喜んでもらう事、お客さんの役に立てることを目的にすればストレスは少ないと感じています。
ただ、お店も儲からなければ、続けられません。だからこそ、その両方を成立できるように考え続け、努力することが仕事であって、うまく行かなければ努力が足りないのかもしれません。
それが成り立てば仕事を遊びのように考えられます。
ある人に言わせると、
「人は本来、人を喜ばすために生まれてきた」
のだそうです。