数年ぶりにコンビニで買い物です。飲み物が欲しかったのでセブンイレブンに入りました。ジュースを1本だけ持ってレジに行きます。
店員さんに千円札を渡そうとすると、「そこでやって下さい」とあごで合図。
あごを向けた方を見てみると支払いをする機械でした。やり方も教えてくれず、もう違うことをしていました。
それが若い女性なんです。
買ったものがおいしくなかった時よりもがっかりしました。
バスに乗る時の出来事です。
私の前のおばあちゃんが、「いくらですか?」と運転手さんに聞きます。
そこに書いてあるだろ!とばかりに無言で、あごで合図。
おばあちゃんがサイフからゆっくりお金を出します。「ごめんなさいね、もたもたして」
運転手はおばあちゃんの方を見ようともせず、大胆に貧乏ゆすり…。
都知事に立候補した田母神さんが言っていました。
「昔の企業は利益が出れば少しでも社員に還元するという考えだった。最近はアメリカに追随してとにかく株主優先。株主優先ということは、従業員の給料は経費ということで、とにかく安ければ良いという考えだ」
殺伐とした世の中、買い物に行った時くらいいやな思いはしたくないですよね。どなたも感じていると思いますが、最近はお店に行くたびに外国人が増えてきませんか?
すごく親切だったおばちゃんがいなくなって、代わりに外国人がいます。もちろん外国人が悪いと言っているわけではありません。私がいやな思いした件は皆日本人ですし。
ただ、お客と接する末端の現場を安く考え過ぎているように感じます。親切な店員さんは会社に言われなくても、どんな人にも親切なのだと思います。宝なんです。
親切な行為は商品以上に大切なこともあるのではないでしょうか。
昔の偉い商人が三方良し(売り手良し、買い手良し、世間良し)と言いました。
売り手さんがすばらしかったら商品も売れるし、買い手も幸せな気分になります。幸せな気分の人が町に増えてくる。そしたら世の中もだんだん良くなってきますよね。