我々は生きる上で視点を間違うと、長い間人生で大きな災いが起きることがあります。逆に、視点が正しいとあなたが自然に幸せに向かっていくことができます。
「私の使命はなんですか?」と鑑定時に時々尋ねられることがありますが、人の使命とはカルマを無くすことです。カルマを無くし、神の様な存在になることが使命です。ただ、使命を自分がしたいことに置き換えるならば、それは、自分自身が見つけなければならない課題です。
また、本来の悟り(ヨーガで言う三昧の境地)とは、何か心の中で閃くことではなく、長年積み重ねてあなた自身のカルマを無くし、意識の中の垢が全部なくなってから宇宙のエネルギー(気のエネルギーの塊)と同化することです。そして、宇宙意識と同化した時の感覚が、悟りの境地になります。悟りを得た時には、えも言われぬ至福を感じます。
当然の事ですが、人が自己中心的な生き方をしていては、カルマがなくなることはありません。自己中心的な考え方、生き方、行動がある時、人は逆にマイナスのカルマを積み重ねていき、カルマを深めることになります。
カルマが深すぎる場合は、没後にすぐに成仏ができず、霊界と人間界の間の空間で長期に渡り彷徨うことになります。また、マイナスのカルマが積み重なっていけばいく程、今世でもその人の人生は悲惨な状態となります。
人は、輪廻転生により、今まで何十回と何百回と生まれ変わっています。その間に積み重ねてきた垢の様なカルマを綺麗にすることが本当の使命です。
逆に、周りの人に対して大きな愛の心を持つことができるならば、カルマを無くすための基礎ができます。
あなた自身の中に大きな愛を育て、それを周りの人々に与えられるならばそれは最高なことです。それが悪しいカルマを消していく過程には絶対に必要なことです。また、自分に自信が持てる生き方であることも重要な要素です。
マイナスのカルマが無くなれば、自然に本来の気のエネルギーの塊(宇宙)の意志と合致し、悟りの境地に至ります。悟りの境地は至福の境地です。この境地は現在生きている我々が普通感じることができない最高の幸せの境地です。
人は超能力修行をして悟れるのではありません。チャクラが開らいたから悟れるのではありません。ここのところを勘違いしている方が実に多いのです。悟りはカルマ等足を引っ張るものがなくなり意識が汚れのない状態になり、本来人間あるべき姿に戻ることができた時に初めて得られるものです。