私は”自然な流れ”といつも言いますが、私達は普段からできる限りの努力をして、その結果が起こる流れは、無理に何かを求めることに対して、”自然な流れ”のように起こるのを待つことです。
人が失敗する時は、頭で考えその時に最善だと思って方法で行動しようとします。或は、これしか選択肢がなく行動したりします。その時点では、失敗するか、成功するか全く見えない状態で行っていることになります。
人が成功するには、熱心な努力も必要かも知れませんが、周りの様々な環境を読み取る力が必要になります。
しかし、機(気)が熟していない状態でいくら張り切っても、その機が来ていない(気が熟していない)のだから、成功を阻まれる結果を生みます。
このことは、仕事・事業、恋愛・結婚、人間関係、人生等、全てに共通することです。特に、今まで無理を通して生きて来られた方に共通するのは、例えば、「熱意が必ず通じる」と考えていることです。努力には熱意が必要ですが、こと成功することに関しては、少し違います。
熱意だけではなく、全ての条件が整い、機が熟した時が来ない限り、本当の意味では求めるものは掌中にすることはできないのです。
人が成功に至る”ピッタリとはまる”この感覚こそが重要なのです。 (出典)