最初に結論から言うと、方位を気にするより、私たちがするべきことは自身の運気を上げることです。運気さえ上げれば方位を気にすることがなく快適な生活ができ、人生を幸運に導くことができます。
ましてや、間違った知識や教えによって方位を犯すこともなければ、自然に行くべき正しい方位も間違わず選択していくことができます。
皆さんの中でたまに見られるのは運気を上げるために、方位取りや祐気取りだけに頼る考え方は非常に危険なことです。
また、運気を上げるツアーに参加したり、グッズやパワーストーンで運気が上がるものでもありません。多くの方が同じ方位でツアーで運気が上がる筈がないのです。
また、本当の意味で正しい方位取りや祐気取りは気のエネルギーの観察を元に作られた方法です。占いの学問的考察だけで判断できるものではありません。
方位取りや祐気取りができるためには、気のエネルギーが視えるか、気のエネルギーを感覚的に捉えることのできるかの能力が不可欠です。
気のエネルギーを感じられない場合や、或は、自らの意志で気のエネルギーを心身に取り込めない状態での方位取りはあまり意味を成しません。
また、運気そのものは気のエネルギーに大きく関係しているからです。分かりやすく言うならば、マイナスの気のエネルギーが心身に多いと運気がマイナスになり、逆にプラスの気のエネルギーが多いとプラスの運気になります。
つまり、プラスの気のエネルギーを心身内に多く取り込み、また、そのコントロールができるようになるならば、敢えて、方位取りや祐気取りをする必要がないのです。
本来、運気が良い時は、プラスから出発できるのですから、敢えて、そういうことをしなくても良いことが起こるのですから、その必要性を感じないかも知れません。
逆に、運気が悪い時に、方位取りをしたり、祐気取りをしても何も変わらないことが多いのは、それは出発点がマイナスであるからです。寧ろ、運気がマイナスであることにより、更に悪い方位を犯してしまう危険性もあります。それと何らかの事情で一時的に良くなったと思っても、実際に数週間~数年の後に犯した方位の影響を受けることもあるのです。
また、方位取りや祐気取りを採用する場合は、どの占いを何をベースにしているかが重要な要素になります。日本の場合は九星気学などがよく使われますが、70-80%カバーするのが限度で、20-30%は外れることになります。外れる時にどのようになるかは想像すれば分かることです。勿論、行う時には、熟練した先生に視てもらう必要がありますが、それでも70-80%のカバーが限度です。
そして、その方位取りや祐気取りが、当たる方に含まれればいいのですが、20-30%外れる方に含まれる場合は、あなたは辛酸を舐めることにもなり兼ねません。
大袈裟に言っているのではないですが、最悪の場合は命の危険にもさらされる危険性も出てくるのです。運気を改善するのであったら、もっと精度の高い占いの活用が要求されます。因みに、パワースポットと呼ばれる場所に行かれるのも同じことが言えます。 (出典)