以前に、守護霊がいる人といない人がいると言いましたが、また、守護霊がついているからと言っても、必ずしもあなたに良い現象をもたらせてくれる訳ではありません。
皆さんも聞かれたことがあるかも知れませんが、霊的存在にも、低級霊~高級霊がいます。低級霊は文字通り、霊的レベルが低い霊です。
高級霊に関しては、様々な諸説があるので、深くは追求しませんが、私が感じている高級霊とは、大宇宙の大生命の意志と同じ意識を持つ存在だということです。一般的に言う神という存在か、それに近い存在を意味します。大宇宙の意志を伝え実行する存在と言ったら良いでしょうか。
しかし、普通、守護霊として、高級霊がつくことはありません。高級霊が守護してくれるのは、長年の修行を行っている人で、かつ人類を救済するような、何かの大きな使命がある場合のみです。
通常は、普通レベルの守護霊しかつきません。また、「あなたの守護霊が○○菩薩です。」なんて言葉や、「天使がついています。」なんて言うのは、占い業者の真っ赤な嘘だということを認識しないといけません。
人は死後、その人の生前に積んだカルマに基づきそのカルマに相応しいレベルの子孫などを守護するべき使命を与えられます。所謂、強制的につかされると言った方がよいかも知れません。
守護霊がその就任期間にその役目を果たさないこともあり、その場合はまた別の同じ条件の人につかされます。守護霊は人に好んでつくわけではありません。また、守護霊自体もカルマを抱えたまま、守護霊としてつく場合が大半です。守護霊となりついた人を救うことで、自分自身のカルマを消化するケースもあります。
ところで、生きている人もカルマを消化していくにつれて、もし自分のレベルより低級の守護霊がついている場合は、自動的に外されて、レベルに合った守護霊がついてくれるようになります。
現代風に言うと、守護霊の世界にも戦力外通知、リストラもあり、配置転換が普通に行われます。逆に、人が悪事などをして、新たに忌まわしい行いをした場合などは、守護霊が一機に消えてどこかに行ってしまったり、レベルの低い守護霊につかれてしまうことも日常茶飯事です。もし、一生涯同じ守護霊だ、という教えがあるとしたら、それも大きな間違いです。 (出典)