よく書物などで、何の制限もなしに無作為に樹木から気を吸収することが記載されていますが、果たして安全かと言うと、実に危険な行為であると申し上げた方がいいのかも知れません。危険とは、その樹木が過去に首吊りに利用されたり、邪気を多く含んでしまったりしている場合です。
他の方の判断を当てにせずに、あなた自身が樹木から気を吸収して大丈夫かどうかの判断を行って下さい。
①まず、その木の下で少しの間過ごしてみることです。その時に違和感や変な感じがする時には即座にその場を離れて下さい。
②それでも、分からない場合は、樹木や植物、或いは花に対し、右手をかざしてみることです。右手の指先、掌、手の経穴である労宮から出るプラスの気を使って、樹木などの対象物を検査していただくことです。検査とは、右手の労宮を通して、対象物からのプラスの気を感じ取ろうとして下さい。
③今度は左手をかざし、労宮でその対象物からネガティブな気が出ていないかを感じ取って下さい。
上記の①~③を通して、その樹木等から良いエネルギーを感じる場合はその樹木等を気功の対象としても大丈夫です。逆に良くない感覚がある時は、即座にその場を離れて下さい。
樹木だけではなく、あなたが良い気を感じる場所・絵画・写真など何でも問題がありません。その対象物はあなたにプラスの気を与えるものだと認識して、これからも採用してみて下さい。
※あなたのご家族が植えた、お庭の大木などは安全かも知れません。世の中で常識と呼ばれていることが、常識ではないことも多い。自分の身は自ら守らなければ、他の誰も守ってくれません。 (出典)