あなたがもし、身の回りのことや将来のことを、いつもポジティブにイメージし願う習慣があるのならば、この先にどんなことに遭遇しても、その習慣を崩してはいけません。少し、大脳生理学の立場から見てみましょう。
ポジティブにイメージし願うことは、脳内にβエンドルフィンやドーパミン、そしてオキシトシンなどの脳内快感物質が分泌されることにより、身体内に免疫力を高める働きを作ります。
逆にネガティブかつ利己的な場合や心理的ストレスを長期間受け続けるとストレスによって多量にコルチゾールが分泌され、海馬の神経細胞が破壊され、海馬は萎縮します。
以上の様に、脳内だけを見ても、ポジティブかネガティブかによって大きな違いを生みます。あなたの人生全般を考えれば、それだけではありません。海馬の機能には記憶以外に空間認知能力や記憶された物事を想起したり、マイナス感情を調節機能もあります。
また、記憶の連合・比較・想起の中心ターミナルとして認知の統合にも深く関わっていると言われています。
人生では色々なことが起こります。しかし、こういう習慣をお持ちの方は、この先どんなことが起こってもそれを乗り越える力を持っていることになります。また、マイナスのことがあなたの周りに集まりにくくもなります。
もし、あなたにお子さんがいるのならば、お子さんがそういう習慣を持てる様に、常日頃から導いてあげることができるならば、お子さんにとってどんな他のものよりも大きな財産を与えることになります。 (出典)