私自身、人から多くの恩を受けてきたにもかかわらず、随分恩に報いることなく生きてきたんだなぁ、とつくづく知らされます。また、今までは恩を受けることを「当たり前」と思ったり、「運が良かったな」「得をしたな」と考えたり、気付かずにいたことも多々あったと思います。しかし、実際に受けた恩を知り感謝すること、また、その恩に報いることは、私の人生にとってすごく重要なことです。
皆さんも、人から受けたありがたい恩を見つめ直してみて下さい。それにより、自分が何をなすべきかが分かってきます。友達や職場の人達に関しては普通意識を向けられます。しかし、意外と当たり前と考えているのが、お父さん・お母さん、兄弟姉妹から受けた恩です。
時にはそんなことも考えることができないかも知れません。しかしもし、その恩をいつも感じることができるならば、あなたはその人達に対して、人として大きな過ちを避けることができ、その人達に対する深い愛情(男女にかかわらず)を持つと同時に、知らないうちにあなたから相手によい気の流れを送っています。
お相手から受けた恩は心に刻まれて忘れられないと思いますが、それとともに、深く感謝し恩に報いることは人間として本当に大切なことだと思います。(出典)