逆腹式呼吸(丹田呼吸法)の実践
逆腹式呼吸法は通常の腹式呼吸の逆の方法で、丹田呼吸法とも言います。気功の鍛錬などに活用します。逆腹式呼吸は特別な効果があります。逆腹式呼吸の腹腔(ふっこう)の収縮と拡張により、第二の心臓と同じ役目を果たします。腹腔中の気の流れを良くし、気の流れは各臓器 への血液の流れを促します。
これにより気滞血才(気の流れと血の流れが悪い状態です。気のポンプ作用で血が動くため、気の流れが悪くなると、血の流れも悪くなります。)を防ぎ、各臓器の発病率を減少させます。
また、胃腸の蠕動運動を促し、胃腸の活動を活発にします。消化不良、便秘や慢性胃炎解消などに効果があります。腹筋を鍛える効果もありますが、下腹部の前後運動も併せて行っていただくと更に効果でます。
更に、腹腔の収縮と拡張により、腹腔内の内分泌機能を整え、ストレスに強い身体と若返りに効果があります。逆腹式呼吸は気功に於ける重要な位置を占めています。