一本のローソク<本澤二郎の「日本の風景」(3433)

<人間は悪い、国民も悪い、ブンヤも悪い、警察も>

 風速50メートルの台風15号が、永田町・平河町・信濃町に3時間ほど停滞して、政治屋がローソクを灯して生活すれば、裏切り者や悪人が少なくなったかもしれない。正直なところ、性善説は怪しい。人間が悪い、国民が悪い、正義を貫くはずのブンヤも悪い、悪人を退治するはずの警察はもっと悪い。

 

 戦前の軍国主義が吹きまくる時代に、議会で軍部を批判した一匹狼がいた。斎藤隆夫である。彼を一本のローソクと呼んだ。

 彼のような人物を切実に必要とする時代の到来である。「我こそは一本のローソク」と自負する人物が、日本列島から燎原の火のように沸き立つ2019年にしなければならない。

 

<「我が身を捨てる女性の時代」の2019年>

 電話一本で喜んでくれるお年寄りばかりである。これこそが、現在の日本の貧しさの反映であろう。それは精神と肉体を粉々に破壊している社会の反映でもある。

 

 201999日未明の、3時間余にわたる風速50メートル下の恐怖体験を強いられた人間の耐力を誉めたいが、それ以上に風光明美な温暖の地という事情を考慮すれば、特に政治や経済、役人で生きる人たちに対して、強烈な課題を突き付けていることを、真っ当な人間であれば即座に気づくだろう。

 

 東電福島原発爆破事件で知られる、2011年の311を目撃したドイツのメルケル首相は、間髪を入れずに原発ゼロに政治の方針を切り替えた。旧東ドイツ出身の彼女は、北極の氷塊が溶けている温暖化のみならず、モスクワにおける核の脅威に、ずっと懸念を抱いて生きてきた本物の政治家だった。

 

 筆者が覚醒した女性に、未来を委ねたいという思いに駆られる理由である。覚醒した女性は、男たちに比べて人間性がある。平和主義が強固である。軍縮平和を自然に受け入れるだろう確立が高い。

 現在の安倍・自民党と山口・太田の信濃町には、そうした女性はいない。

 

 女性が覚醒し、我が身を捨てた歴史上の人物であるジャンヌダルクの登場を夢見ている理由である。政治や経済の分野において、一本のローソクが灯れば、日本は帆船で幸運な航海が約束されるだろう。

 改めて言う。武器弾薬はいらない。国民の生活が一番である。

 

<警察とブンヤの覚醒が急務>

 悪人がはびこっても、権力も暴力装置も持たない国民は、対応しようがない。悪人をはびこらせる政治屋とブンヤのような、現在の日本では、官僚も政治屋も不正に埋没して恥じない。

 

 恥の文化を喪失してしまった日本列島である。

 身近な例では、風速50メートルで屋根を吹き飛ばされた人々は、ともあれ雨を防ぐためのブルーシートを貼り付けなくてはならない。この方面の業者は、目下、言うところの特需でぼろもうけしている。

 

 それは瓦を敷く業者もそうである。この時とばかりに暴利をむさぼる。手口は、ワシントンの意向に沿って武器弾薬を言い値で爆買いしている安倍・自公内閣と質の面では同じである。上が上なら、下も下である。腐っている。

 

<悪人をのさばらせる日本の厳しい前途>

 これを阻止する手段は、本来はブンヤと警察の仕事である。この世界においても、特に官邸に巣食うNHKの岩田とか、伊藤詩織さん強姦魔を救済したとされる警察官僚の北村と、その一派を監視する、一本のローソクの登場が必要不可欠となる。

 

 不正を許さない、正義の新聞記者・ジャーナリストと警察官が、身を捨てる覚悟で、官邸の悪人を退治すれば、税金の使い道も適正になるため、国民も容易に覚醒する。そうなれば、日本は未来のある、いい国になろう。

 

 議会の一本のローソクは、国政調査権を手にしている。内閣に対する質問主意書を適切・活発に活用すれば、それだけで不正を抑制させることもできる。

 

 そしてどのような嵐が襲い掛かってきても、財閥・田布施の改憲軍拡阻止を果たさねばならない2019年の日本国民である。今が、その時だ。一本のローソクよ、出でよ!

2019913日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

追記 15号台風5日目に心臓が発破をかけ、取り組みのアリバイ工作を実施した。木更津市は5日目にブルーシート配布。政府も地方自治体ものろすぎて、おかしい。