韓国の配達文化
今の韓国はアプリで簡単に注文して色んなジャンルの食べ物がお家で食べられる
そのアプリの中で1番有名なのが배달의민족「ペダレミンゾッ(配達の民族)」というもの。
個人的にこの絵のアプリは韓国人の少なくとも80%は持っていると思う
軽くアプリの中を見ると最初に食べ物のジャンルが出てきて、食べたいものを押したら配達ができる店の情報が見られる。
ジャンルもピザ、ハンバーガーなどの出前でよくあるものから、サムギョプサル、中華料理、チキン、チゲ、寿司などもあって、コーヒーやケーキ、アイスクリームなどのデザートまで注文できる
チキンを押したらこんな感じで配達ができる店のリストが出てくる。
最近は、配達システムがない店との売り上げの差が大きすぎて多くの店が導入している
スマホが主流になってアプリからの配達注文が定番になる前も韓国では配達文化が結構盛んだった
代表的なメニューはやっぱり中華料理。
韓国ドラマや映画が好きな人にはおなじみの光景かもしれない。
配達員が鉄の箱を持ってバイクで配達して、持ってきた짜장면「ジャージャー麵」などを箱から出すシーンは昔の映像にはよく出てきた
ということで、一般家庭の冷蔵庫にはこういうメニュー表の磁石のシールがよく貼られていた。
これを見て電話で注文する。
お皿も今は使い捨てのものがほとんどだけど、この時代にはプラスチックのお皿を使っていて届いてから2~3時間後には皿の回収も来ていた
(ちなみに食べ残しも全部持って行ってくれる。)
気のせいかもしれないけど、麺とかは使い捨ての発泡スチロールよりプラスチックの皿に入っている方が美味しく感じる
なので、僕が小学生くらいにはこんなCMもあった。
通信会社のCMで韓国の最南端の마라도「マラド(馬羅島)」という島で電話して配達を頼んだ中華を船で運んで届けるというもの
それで、船の上で叫んでた자장면 시키신분「ジャージャー麵頼んだ方~」というセリフがめっちゃ流行ってた
僕も久しぶりに배달의민족「配達の民族」を使って롯데리아「ロッテリア」のハンバーガーを注文した。
(なんだか、ロッテリアがめっちゃ好きなわけではないけど、最近頻度が高い)
韓国で食べられるハンバーガーメーカー
前にお店で食べたロッテリア
実はまた新メニューが出てどうしても気になって買ってしまった
新メニューは오징어얼라이브버거「オジンオアライブバーガー(イカの天ぷらバーガー)」、
左の모짜렐라인더버거「モツァレラインザバーガー」はついでに買った
イカのバーガーは味が4種類あって、
「イカゲソ+イカコロッケ」のにんにくソースorピリ辛ソース
「イカゲソ+ビーフパティ」のにんにくソースorピリ辛ソース
広告ポスターからパイレーツオブカリビアンのデイビージョーンズを連想する
モツァレラのバーガーはモツァレラのコロッケとベーコン、ビーフパティが入っていた。
僕はにんにくソースのイカバーガーにした。
揚げ物+揚げ物だったので、重すぎじゃないか心配したけど、にんにくソースが大活躍で油っぽさがだいぶ消えて食べやすかった。
元々僕はイカが好きなので、これはたまに食べたくなる味だと思った
また、機会があればピリ辛ソースも食べてみたい。
モツァレラバーガーも味は美味しかったけど、こっちの方が重く感じた。
でも、ベーコンの塩味とチーズの味のバランスはよかった
知らなかったけどこれが出たときはロッテリアからイベントがあって、どれくらいチーズを伸ばせるか勝負するキャンペーンをしていた。
(参加したかったな…)