初期点検ではメカニカルの固着・ハンドルのガタ付き・強い回転ノイズ・クラッチの硬さ・以上が気になりました。
それではメンテナンスレポートです。
こちらギアボックス内部となりますに、グリスは完全に切れており大量の塩が入り込んでおりました。
ベアリング類は全滅です。
メカニカルキャップに関しては、固着のため工具にて分解させて頂きました。
そのため小傷がどうしても入る事ご理解願います。
メカニカル内からは塩が溢れ出てきました。
すごい塩の量ですが、丁寧に洗浄させて頂きます。
ワンウェイに関しては錆が回り切っており再利用不可です。
各パーツ分解していきます。
パーツは1点ずつ丁寧に塩を取り除きながらブラシ洗浄させて頂きました。
内部からは大量の塩と汚れが出てきました。
ギア・ワンウェイ・ドラグパーツ・スペーサーパーツ・ベアリング10個は交換が必要となります。
スプールベアリングはハイレスポンス仕様に交換とさせて頂きました。
マグフォースZ・ブーストの性能をフルに発揮できるようセッティング済みです。
外装は内部含めコーティングを施工済みです。
撥水性が向上し、オイル・グリス・ベアリングコンディションが安定致します。
各パーツ、グリス・オイルにてしっとりキレイに組ませて頂きました。
ギアのグリスアップも行いました。
最後にクリーニングを行い作業を終えております。
現状ベアリング交換を行いベースが完成しました。
不良パーツが大変多く高額なお見積もりとなりますが、パーツ交換にて復元可能となりますのでご検討よろしくお願いします。