みなさま
大変ご無沙汰しております、はにかむ工房オーナーの林野です。
いつも温かな応援をいただき、本当にありがとうございます。
数ヶ月、当活動をお休みさせて頂いておりましたが、
このたびスケジュールを再調整し、再開の運びとなりました。
現在、本社事情により複数の事業を掛け持っており
やむを得ずスケジュールが左右されてしまうこともありますが、力一杯、活動してまいります。
今後とも変わらず、応援いただけましたら幸いです。
☆内容は
1・譲渡会「ブレーメンパーク」の見学レポート
2・今後の活動ニュース です。
今回はお伝えしたいことが多く、少々長めですが、ぜひご覧ください。
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1・「ブレーメンパーク」見学レポート☆
さて、去る11月19日、幕張メッセにて開催された
国内最大級の譲渡会「ブレーメンパーク」へ行ってまいりました。
◆イベント概要、見学のきっかけ
・ブレーメンパークとは?
人気アーティスト「SEKAI NO OWARI」のメンバーの皆さまが、
認定NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」さまと協力し、立ち上げた殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」。
一部楽曲やグッズの売上等を、新たな家族を探す動物たちに役立てる活動をしていらっしゃいます。
今回の「ブレーメンパーク」は、その活動を通し
集まった資金で譲渡会を開きたい!というアイデアから実現したそうです。
・今後の活動における、学びのスタートラインに
きぐるみのモデルにもなった2匹の猫「にぎちゃんズ(おにぎり・むむち)」は、自身が譲渡会を介して出会った猫たちです。
譲渡時はまだ幼く、重症の猫風邪を罹患していたこともあり、
家族全員で、つきっきりで通院やお世話し、成長を通して猫たちは数多くのことを教えてくれました。
(こちらはまた、マンガなどで描いていきたいと思います。)
しかしながら、当活動を進めていく中で
楽しく・そして正しく里親会を周知するために、まだまだ、学ばなければならない事ばかりと痛感しました。
これから、制作や周知活動のみでなく、自ら現場の皆さまのお声をたくさん吸収してまいります。
そのため、今回のイベントは
当活動と並行しながら、様々なご活動やボランティアに参加し協力、そして学ぶためのスタートラインとなりました。
今回は実際にご活動されていらっしゃる多くの方よりご指導を頂くことができました。
皆さま、お忙しいなか本当にありがとうございました。この場を借りて、御礼申し上げます。
◆実際の様子
会場は幕張メッセの一角でした。
会場内に入ると、皆さん和気あいあいとされながらも、
長旅で疲れた動物たちの迷惑にならないよう、静かに楽しんでおられました。
この日は寒い日でしたが、高めの位置に置かれたケージの中には毛布がいっぱい詰められ、温かくなるよう配慮されていました。
(今回、ワンちゃん・ネコちゃんに配慮し、ブース写真は撮影しておりません。)
各々のブースを覗くと、スタッフの方々がフレンドリーに話しかけてくださいます。
たくさんの資料を頂きました。
募集中の動物の紹介や、飼い主になる際の注意、団体の紹介、寄付の案内…など様々です。
愛情いっぱいの手作り♪ 【もひかん王国さま】
こんなサービスもあります!【わんにゃんプロジェクト V-powerさま】
楽しい譲渡会をめざすプロジェクト【ジョートフルさま】
名古屋市は、ふるさと納税でも寄付ができるのですね。【名古屋市動物愛護センターさま】
売上が寄付となるグッズも
いくつかの団体さまにて購入させて頂きました。
とても手の込んだオリジナルカレンダーや、紙粘土の手作りチャーム(にぎり神に似てる!)、
ネコちゃんも人間も食べられるおやつと、ネコちゃん用の手作り抱っこ布(にぎちゃんズへのお土産です)。
いずれも実際に使え、とても便利なグッズばかりでした。
すてきな雑貨も多く、ペットを飼っている方のみに限らず
どなたにもおすすめできるグッズが多数でした。
常時販売の団体さまも多いため、折にふれて「HONEY-COME」HP内協賛リンクにて紹介させて頂きます!
◆トークイベント
やはり人気なアーティストさんで、イベント入場時には長蛇の列ができておりました。
(会場では、混乱を避けるため事前に整理券を配布されています。)
入場後、見渡すと「ブレーメン」グッズを手にしたファンの方も多くいらっしゃいました。
ピースウィンズ・ジャパンの大西さんを司会に「ステージが毛だらけですね!」と楽しくスタートし、
会場のどなたにも分かりやすく、きっかけや、感じた変化などをインタビューされていました。
トークのキーワードは『知ること』でした。
「活動を聞きつけ、初めて譲渡会を知れたという声が多かった。」
「この活動を通し、まずは譲渡会を知ってもらうことで、何かの原動力、背中を押せたら嬉しい。」
そう話すSEKAI NO OWARIの皆さんの表情はいきいきとしていました。
また、「次へ、次へ…と繋げていけたら嬉しい」というお話に、継続していくことの大切さを学びました。
最後に、Fukaseさんの
「彼はああだから、彼女はああいう考えだから…と、誰かを否定する団体にはなりたくない。
どんな形であれ、みんなの力を合わせていけるような存在でありたい」
という言葉にも大変共感し、活動していく上でのあり方も考えさせられました。
多くの方が、約30分のトークを最後まで真剣に聞き、トーク終了後も、最後まで会場を回っていらっしゃいました。
この会場で新しいお家、トライアルが決定したワンちゃん・ネコちゃんも多かったそうです。
一般社団法人 動物共生推進事業さまの
素敵な手作り看板です。
ワンちゃんたちが、SEKAI NO OWARIの皆さんにソックリに!
(撮影・掲載の許可を頂いております。)
◆学んだこと
エンターテイメントを通し、いかに活動を続けていくか。
根気強く続けていくためのヒントが会場内に沢山散りばめられており、貴重な機会となりました。
楽しく広めたい、というと「そんなことして意味あるの?」と笑われてしまうこともありますが、
ささやかながら、自分に出来ることを継続し
回りまわって1匹でも多くの動物を救えるなら、当活動には意味があると再認識いたしました。
また、各団体様より当活動にご理解を頂け、
「難しいこともあると思いますが、一緒に頑張りましょう」と温かなお言葉までかけてくださり、
本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
皆さんのご期待に添えるよう、学び、続けていくことが大切だと気づきました。
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2・活動ニュース☆
◆これからの活動に関しまして
きぐるみ制作にあたっての活動予定のお知らせです。
・完成目標時期 ~2018年4月
・寄付先が決定いたしました!
アニマル・ドネーション様を通し、保護活動を行う全団体様へ均等に寄付させて頂きます。
なお、全ての資材費用を精算した後、資金の全額を寄付させて頂きます。
・里親会のおしらせ強化!
催行時期の近い、各地の里親会・譲渡会を、twitterにてピックアップしてご紹介してまいります☆
・パンフレット制作
1.フリーペーパー『HONEY-COME times Vol.2』HONEY-COMEの売上より発行いたしております。
改めてプロジェクト成功の御礼、活動のご報告をさせて頂きます。
2.『里親さんはじめてガイドブック』オーナー自費負担にて発行いたします。
きぐるみが手渡しさせて頂く、どなたにも分かりやすいパンフレットを計画中です。
制作にあたり、正しい情報を、楽しくお伝えしていけるよう着々と準備が進んでおります。
小出しにはなってしまいますが、随時お知らせしてまいります。
◆ご案内
以前の活動報告にてお知らせいたしておりますが、
現場の皆さまによる安全面のご助言により、里親会会場での着ぐるみ活動はなく、各地の多様なイベントに出向いてまいります。
(譲渡会の主催者様より参加のご依頼を頂いた際はこの限りでなく、打ち合わせの上、安全な場所にて活動いたします。)
なお、当活動にご理解頂ける個人様・団体様に限り、きぐるみの肖像使用はフリーとさせて頂きます。
里親会の告知パンフレットや、各ご活動の宣伝等に、どしどしご活用くださいませ!
その際はご紹介のため、ぜひご一報頂けますと幸いです。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます!