今日のこと。



歩いて、25分ほどはかかるのですが

散歩がてら、市内のイトーヨーカドーまで息子をベビーカーに乗せて

えっちらおっちら歩いて出かけました。



今日は、お天気が良かったから歩いていると暑くなるくらい。



ベビーカーの上で動けない息子には、しっかりと防寒して。





お店に着いてすぐ、授乳の時間だったので

スタバに入って飲み物を注文して、



さっそく家で用意してきたミルクをあげました。



ふうっと一息ついて店内を見渡すと、

お昼時だからか数人のお客さんがいるだけでかなり空いている。



窓から差してくる日差しが気持ちいいなーなんて思っていたら、

見知らぬおじさんが声を掛けてきてくれました。





少し話して、

おじさんは注文したコーヒーが出来上がったようで



帰ろうと出口に向かったのですが、



ふと足を止めて、わたしに「あなた、ケーキは食べるの?」と聞かれました。



意味がよく分からなくて、

「?はい、食べますね。(?)」と答えてしばらくすると、



店員さんが私のところへケーキを持ってきたんです。





そう、おじさんは、私にケーキをご馳走してくれたんです。





びっくりして、「すみません、ありがとうございます!」と言うと、



おじさんは「いや、いいんだよ。じゃあまたね。」と

息子に言ってさっそうと店を出て行きました。





突然のことにびっくりするのと

見ず知らずの、つい5分前に会った人からの厚意に感激してしまいました。





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ミルクを飲ませおわってから、

息子と「美味しいね」と言いながらありがたくケーキを頂戴しました。





息子を連れて近所にあちこち出かけていると、



いろいろな人に声を掛けてもらう機会がとても増えました。



そういえば、去年のクリスマスに、

夫と息子とドトールに行ったときにも

隣の席についた中年の女性から話しかけられて、

20分くらいお話ししたこともありました。



今日出会ったおじさんも、そのときの女性も

息子の名前をたずねてくれて、

別れ際に「ばいばい、またね、○○くん」と言ってくれました。



またね、の言葉どおり、そのうちまた会える機会があると嬉しいな。





子育てって、家族だけじゃなくて

こうやって見知らぬ誰かにすら見守られながら、

世間に一緒に育ててもらっているんだなぁと思います。





そして、子どもを私が育てているのではなくて、

私の方が息子に、周りの人に育てられているのだとも思った

今日の出来事でした。