本日は、胃カメラで採取された検体の検査結果を聞きに病院に行きました。
↓胃カメラを受診した時の記事
結論から言うと「悪性腫瘍は無かった」でした。
本日は、いただいた検査結果に書いてある用語を調べたのでそれを記録します。
・非腫瘍性胃粘膜(ひしゅようせいいねんまく)
「腫瘍性」とは「異常な増殖能力がある」と言う意味のようです。
ストレスを感じると炎症を引き起こす物質が体内で分泌されます。
ただ炎症しているだけであれば「非腫瘍性」異常な増殖の力があれば「腫瘍性」その中でも悪性なのが「ガン」と分類されるようです。
・間質への炎症細胞浸潤(えんしょうさいぼうしんじゅん)が乏しい
炎症細胞が病症へ向かって移動することだそうです。ガン細胞など、異常が見られるとこには免疫機能が働き、免疫細胞の通り道を作るために血管が広がります。これにより炎症が起こります。
つまり、「間質への炎症細胞浸潤が乏しい」とは「ガン細胞を抑えるために免疫細胞が移動している」と言う傾向は見られなかったと言う意味になります。
・腸上皮化生(ちょうじょうひかせい)も明らかではない。
胃の委縮が進むと腸のような粘膜になる。そして、腸のような粘膜になった胃はガンを発症しやすいと言うことです。
・ピロリ菌感染も形態学的に明らかではない。
形態学的検査とは胃カメラ検査のこと。胃カメラで検体を採取して検査した結果、ピロリ菌は見つからなかったと言う意味です。
【診断結果のまとめ】
日ごろのストレスで慢性胃炎ではあるが異常増殖するほど悪くはなっていない。免疫細胞の動きもガンを抑えるような働きをしているわけではなく、胃の粘膜も腸のような粘膜にはなっていなかった。ピロリ菌も発見できなかった。
まとめだけ見ると、健康じゃない?何も悪いところ無いじゃない?と思えてしまいます。
私の場合、たまたま健康診断のオプションでABC検診を追加したために運よく早期発見できただけで、生活態度を見直さなければ胃ガンになる可能性は高いでしょう。
そして、まだ胃ガンのリスクがなくなったわけではありません。
今のところ腫瘍ではないが、毎年の健康診断で経過観察をしましょう。と言う状況です。
仕事が忙しい。良好な人間関係を築きたい。など、いろいろな理由でストレスを溜めて内臓に負荷をかけている人は多いと思います。
「気がついたら病気が進行している」と言うことは良くある話ですし、時間に余裕がある人でも病気になるなんて思いもしないことだと思います。
だからこそ、少なくとも健康診断の時期くらいはオプションを追加したり、精密検査を受けたりなど試みても良いと思います。
1つしかない自分の体を大切にしてください。