◆町田康『きれぎれ』文春文庫、2004年4月

「きれぎれ」で芥川賞を受賞したわけだが、私には「くっすん大黒」のほうが面白かった。「きれぎれ」は、どこか計算されて作られているなという印象を受けてしまう。でも面白い。

町田 康
きれぎれ