小・中と、同じ学校に通ってた同級生がいてさ。

彼の名はY君。

 

車の免許とった頃、俺は車が大好きでアチコチいじってた。

Y君は、俺を上回る勢いでイジってた。

 

Y君と一緒に、夜な夜なそこら辺を走り回っては、車談義に夢中になっていた。

その後疎遠にはなったけど、たまに祭りで再開していた。

 

ウチの小中学は、地元の祭りが有名な場所にあった。

お陰で、毎年祭りに行くと同級生に再開出来る。

 

神輿を担ぐ友人がいるので、そこら辺を歩いてると再開出来たり、みんなが集まる飲み屋さんもあって、そこに顔を出すとカンタンに再開できる。

 

そんなこんなで、同窓会なるものが無くても、ちょいちょい再開出来るのが良いところでさ。

ほんと、下町万歳だ。

 

でさ、フェイスブックとかでも繋がってる同級生たちも多くてさ。

なんとなくみんなの近況もわかるのだ。

 

ほんと、ネット万歳だよな。

 

でさ、Y君は中々の趣味人で、美味しいご飯を食べたり、真空管のアンプというとてもマニアックな装置でオーディオ楽しんでてさ。

俺も中学生の頃、真空管のアンプを作ってオーディオ聞いてたからさ。

ちょいちょいフェイスブックで絡んで楽しんでいた。

「良い趣味だなー」とか書いてさ。

 

良さげな温泉とかも教えてくれて、そこに家族で行ってみたりさ。

 

なんか俺と趣味が合うので、いろいろやり取りして楽しんでいた。

 

で、Y君が突然亡くなったという話を聞いた。

俺まぁ、こういう知らせをもらうと、最初はピンとこなくて悲しくならないんだけどさ。

じわっと悲しくなってきて、多分もうちょっとしたらもっと悲しくなるんだろうなと。

 

ほんでさ、Y君を見ていて、やっぱり好きなことはいっぱいやろうと思った。

Y君は俺を上回る勢いで、色んな楽しいことをしていたなーと。

 

実際に会うと、俺みたいにペラペラ語るタイプでは無くてさ。

でもやってることは、俺の上を行っててさ。

熱い奴なのさ。

 

 

それでさ

同級生たち何人かが、Y君がこんな親切なことをしてくれたって話をチャットでしててね。

 

ああ、良い奴だよなーって。

 

ほんと、俺が知らない、Y君の良い話がいくつもあってさ。

そんな優しいことしてたんだねーって。

 

なんかさ、周囲の人に優しくするって素晴らしいなと思ったりさ。

Y君の生き方から教わったよ。

ほんと、Y君ありがとうな。

 

でも、お互い爺ちゃんになった時も、さらに極めた趣味の話で盛り上がりたかったよ。