スタックから楽しく脱出するには？

いやー、最近ね、凄い良い経験したんですよ。
この経験談を、親しい友人達に話したら、

怒りを溜めこんじゃってる

今よりも上のステージで活躍したいなぁと思っているのに、スタックしている

ついつい批判をされて苦しくなる

いつも周りからダメ出しくらっちゃってると思ってる

ああ自分はダメだぁという負のサイクルに入ってしまう

などなど苦しい場所に居ても、ポンと出られるね！
と言う声をたくさん頂いたので、ご紹介します。

ちょっと長いけど、ポンと出られるお手伝いが出来たら嬉しいので、
最期までお付き合いください　m(__)m

意外に思われるかもしれませんが、僕はゴルフをしません。

２０００年に、ゴルフ会員権売買のホームページを作り上げ、
２００１年の段階で年商１０億円を超えたりしたのですが、
当の僕はゴルフをしません。

売れるホームページを作れた最大の秘訣は、
ゴルフ好きの人達から徹底的にリスニングを行い、
ゴルフ好きな人の気持ちに即する設計をしたからなのですが、
そこまでリスニングをしてもなお、僕はゴルフをしていなかったのです。

いや、一度だけしていた時期があります。

高校１年の頃です。

高校入学と同時にゴルフ部へ入学したのですが、鬼の先輩がいたり、
ヘタッピなのでコースに出ても、あちこちボールが飛び、
ゴルフボールを追いかけたり探すのにコース中を走り回っていました。
楽しむどころじゃない。当然スコアも酷いもんでした。

　正　直　、　全　然　面　白　く　無　か　っ　た　ん　で　す　ね　。

で、ゴルフが超大好きな父にゴルフを教わるも、
練習場で父からダメ出しばかりされて
「親父、うぜ～。文句ばかり言いやがって。マジ超面白く無いわ」
と１０代特有の反抗期モードも加わり、ゴルフが嫌いになっちゃったんです。

で、ゴルフ部は１年で辞めてしまったんですよね。

ところが、どんなゴルフ嫌いでも、
ゴルフ好きになってしまう、ミラクルなゴルフに出会ったわけです。

「晃ちゃんね、どんなにゴルフが嫌いな人でも、どんな初心者でも、
ゴルフが好きで楽しくて仕方が無い！と思えるゴルフがあるんですよ」

と、心屋仁之助さんが紹介して下さったのがキッカケです。

心屋さんは、
日本テレビの番組「解決！ナイナイアンサー」でご活躍されているので、
ご存知の方も多いかと思います。

この番組、芸能人の方々が色んな悩みを相談していきます。
そこに２０人くらいのカウンセラーの方々が、色んな回答をしていきます。

その中でも、心屋さんの回答がバツグンに素晴らしいのです。
どう素晴らしいのか書くと凄い長くなるので、良かったらテレビ番組を見て下さい。
（次回の放送は２月２６日夜７時からで、心屋さんのコーナーもあるそうです）

実は、心屋さんと親しくなったのはつい最近です。

去年の１１月に、嫁さんと番組を見て感心したんですよね。

そして、心屋さんの回答を見ていて、僕が学んでいる心理学に近いぞ！
かなりマニアックだから、まだ一般受けはしないと思っていたけど、
ついにテレビでも紹介されるのかぁ。こういうのを多くの人が知ったら、
とても楽に幸せになれるよなぁ。
良い時代になってきたなぁ～と感動したのです。

心屋さんとは、同じような考え方がベースなので、きっと共通の友人がいるはず。
そのうち誰かに紹介してもらおう・・・と思ったら、翌日親友の犬飼ターボ君が、
フェイスブックで心屋さんと一緒にいると書いてるではありませんか！

「おお、ターボ君、ちょっと心屋さん紹介してよ！！」
と、速攻でメールしました。

そして１か月後、某ホテルのラウンジでご紹介頂きました。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=485027871540744&set=a.232149726828561.56695.100001006063418&type=1

ターボ君は次の予定があるからと、途中で席を立ったのですが、
それもそのはず。
なんと心屋さんと僕は意気投合して、５時間以上話していたのです。

その５時間のトークの中で、

「晃ちゃんね、どんなにゴルフが嫌いな人でも、どんな初心者でも、
ゴルフが好きで楽しくて仕方が無い！と思えるゴルフがあるんですよ」

とおっしゃった訳です。

晃　「どんなゴルフなんですか？」

心　「スコアを付けないゴルフなんですよ。ふふふー」

晃　「え？なんですか？それ！？」

心　「一緒にプレイしてゴルフを教えてくれる、キタちゃんて言う、
　　　素晴らしいプロゴルファーがいましてね。
　　　どうやったら皆がゴルフ好きになるか考えている人なんです。
　　　初心者がゴルフ嫌いになるのは、酷いスコアで落ち込んじゃったり、
　　　みんなを待たせながら、あちこちに飛んだボールを慌てて打ったり
　　　しちゃうからなんです。そういうのが一切無いゴルフなんです。」

晃　「へぇ～。でも僕、高校時代に１年かじっただけで、その後２０数年
　　　全くクラブを握っていないんですよ。
　　　そんなのが行ったら迷惑じゃないですか？」

心　「大丈夫大丈夫。初めてクラブを握るような人も来たり、僕なんか
　　　クラブ一式を、そのゴルフ場に置きっぱなしにしてるんですよ！」

晃　「え？じゃぁ、全く練習出来ないじゃないですか」

心　「そうなんですよ。わははははー。じゃぁ一緒に回りましょう。
　　　キタちゃんの連絡先も言いますので、メールしてみて下さい。」

言われた通りにキタちゃんと言うプロゴルファーに、恐る恐るメールしました。
だってさ、相手はプロゴルファーだぜ。
全然練習してない僕が、ゴルフ教えてよなんて言うの、凄い恐れ多いじゃない。
恐縮しまくりでメールしたら、こんなお返事が返ってきました。

>>>>>>

本田晃一さま

おはようございます。
連絡ありがとうございます。

北野正之です。
(キタちゃんと呼んでください)

11日はゴルフをしに来ると思わずに、ゴルフ場へ遊びに行くと思っていてください(笑)

私も本田さんと、楽しく遊びたいと思っています。

みんな下手ですから、まったく心配は不要です！
(曲がるどころか空振りも…)

11日に初めてクラブを握る方も一緒なので、いちから出発しましょう。

本田さんのゴルフに対しての思い込みを、めっちゃ崩壊させるかもしれません(笑)

みんなでゴルフから人生を学びましょう♪

私も本田さんとの出逢いを楽しみにしています。

水戸の冬は寒いので、防寒対策(下着や厚手の靴下など)をしてきてくださいね。

なにかわからないことなどありましたら、遠慮なく電話でもメールでもしてください。

キタちゃん

>>>>>>

ほえぇぇぇ
どんなゴルフだべ。
めっちゃ崩壊とか、人生学ぶとか・・・（笑）

そしてゴルフ場に行きました。

集合時間は朝１０時
まったりと、遅い時間です（笑）

ゴルフ場のラウンジでは、コーヒーを飲みながら、１時間近く皆でおしゃべり。
あれれ、ゴルフってさ、早い時間からガシガシ回るものじゃない！？

で、みんなが和やかになったタイミングで外にでます。

まずはみんなで、パターの練習。

キタちゃんが提案したルールは面白く、ボールを決して穴に入れてはイケナイ（笑）
チキンレースではないけど、ギリギリ手前でボールを止めるのが良しとされる
ルールなんですよ。

でも、このルールのお蔭でボールが転がる距離感が分かってくるし、
絶対に入れなきゃ！と言うプレッシャーからも解放されちゃう。

そしてラウンドに出ると、まずはティーショット
なんと８人が同じ組で周ります。
（普通は４人まで）

遅い時間のラウンドなので、後ろから来る組がありません。
だから気にせず、好きなようにプレイが出来ます。

そして８人がティーショットを終えて、最も良い場所に落ちた
ボールの場所から、再び８人がショットをします。

そう、自分が打ち放ったボールの場所から続けるのでは無く、
最も優れた場所に打った、仲間の場所から打つのです。

次のショットも同じような感じで、８人の中で最も良い場所に
落ちたボールからスタートしていきます。

良いとこどりなので、初心者の集団なのに、凄く良いスコア（笑）

だから、全くストレスが無いんですよね。

でもさ、これ、実社会でも同じなんだよなーと思ったわけです。
仕事を個人プレイにしないで、チームプレイにする。
そして、もっとも良い結果を出した仲間から、次の仕事をスタートさせれば、
遥に良いものが出来るし、何より楽しいんですよね。

こんなに面白いゴルフだったので、翌月のゴルフも申し込みました。

この翌月のゴルフというのが、先々週だったのですが、
この時は、AさんとBさんでチームを組みました。
一打目はAさんが打ち、二打目はBさんが打つ。
３打目はAさんと二人交互に打って行きます。

これがね、凄い良いの。
このルール開発したキタちゃんスゲーわ。

Aさんがミスショットをしても、Bさんは特にブーたれるわけではありません。
お互い初心者と言うこともあり、ミスショットをしてくれた方が、
自分も遠慮なくミスショットが出来ちゃう（笑）
ミスしても良いやぁ～と言う余裕から、ミスショットをしたパートナーに
優しくできます。
「大丈夫っすよ～」なんてね。
で、良いショットが出ると、心から喜べるわけですよ。
お互いに激励し合えるわけです。

楽しくなってきたタイミングでキタちゃんが

「これがねー。一人で全部打つと、自分責めしちゃうんですよ。
ああ、こんなところに打ちこんじゃった。どーしてなんだろう。
まったく駄目だ。よし、次は打つぞ。ああやっぱり駄目なところに行った。
もう何をやってもダメダメだ。なんて自分はダメなんだ・・・ってね。
でもね、パートナーと打つと、責めたりしないですよね。
優しくフォロー出来るし、良いショットが出るとお互いに喜べる。
変なプレシャーや気負いも無いから、良いショットになりやすいし、
何より楽しいんですよ。これを一人の時に出来るようにしていくのが、
良いゴルフが出来るコツなんです。」

おおおおおおお！
その通りだ！！

自分責めって、知らず知らずのうちに雪だるまのように
自分責めが積もって膨らんでしまう。

でも、自分責めを辞めた瞬間に、物事は好転していく。
それを体験できたわけだ。

この時の事は、キタちゃんのブログに書かれているので、
是非見て下さい。
http://ameblo.jp/mackey-kitano-golf/entry-11469240373.html

キタちゃんからゴルフを学んでいくうちに、

苦しい想いをして上達をするのではなく、
楽しい想いをして上達をする

そんなことが体感出来てきました。

そして先月、僕の誕生日、父とゴルフ練習場に行ったわけです。
http://blog.livedoor.jp/hondakochan/archives/52302378.html

以前、あれだけ僕にダメ出しした父が、めちゃくちゃ褒めて教えてくれるんですよ。
ああ親父も歳を取って丸くなったのかなぁなんて思ったりしたのですが、
教わる僕の姿勢も変わったんですよね。

自分責めを辞めると、他人から責められてる感じがしない。

おそらく２０年以上前の時も、父は愛情を持ってゴルフのスイングの悪さを
指摘してくれたのだろうけど、当時の僕は愛情とキャッチできない。

自分責めの癖があって、自分で自分を責めてイッパイイッパイの所に、
他人から言われると、もっと責められてると思ってコントロールを失っちゃう。

でもね、自分責めを辞めて行くと、他の人からの指摘を素直に受け止められちゃう。
自分がイッパイイッパイじゃないからね。

それと子供は、親からダメだし喰らったり、認められないと、
愛されていないと思うわけです。

すると子供はスネる訳です。

スネてスネて、こんな俺でも愛するのかよってダダこねるわけです。

基本、５歳の頃から精神年齢は上がらないもんなんです。
大人になってからもやるわけです。

でね、ここでの問題は、「認められない」と「愛されない」が混同しちゃってるということ。
「認められる」と「愛される」がセットになっちゃってる。

実はそーじゃなくて、「認められない」と「愛されない」は、全くの別物。
「認められる」から「愛される」んじゃない。

愛してるからこそ、どうにか成長させたくて、時には厳しいことを言うわけです。
だから、「認める」と「愛される」は別物

で、離れた関係なら理解出来るんですが、近い関係程、難しかったりするわけです。
そして「認められる」と「愛される」が一緒になってるから、変に頑張っちゃう。
「認められない」から「愛されない」と誤解を生むから、人間関係が苦しくなるわけです。

父と練習場に行った時の事はブログに書きました。
http://blog.livedoor.jp/hondakochan/archives/52302378.html

とまぁ、ゴルフがすっかり楽しくなった訳ですが、
ゴルフをする前後の夜に、心屋さんとキタちゃんとで、
深夜まで心談義をしたわけです。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=514774511899413&set=a.232149726828561.56695.100001006063418&type=1

晃　「僕ねぇ。本当はもうちょっと活躍したいと思ってるんですよ。
　　　でもね、今より目立つステージに行くとなると、批判するような人も
　　　増えるわけじゃないですか。

　　　時々ブログのコメントとか、メルマガの返事で批判めいたことを
　　　書く人がいるんです。
　　　だから１０年間、知る人ぞ知るというようなブランドで行こうと
　　　思ってたんです。
　　　
　　　まぁ批判受けても良いんですけどね、理路整然とした批判を
　　　受けると、ちょっと腹が立ったりするわけです（笑）
　　　でも、自分が未熟だから腹が立つのかな？　　
　　　自分は公人として立つほどの度量が無いから腹が立つのかな？
　　　じゃぁ腹が立たないように、何が自分の悪い部分だったのかと
　　　探して行くと、、、なんだかパワーが無くなってきちゃうんですよ。
　　　怒らないようにすればするほど、パワーも失っちゃう。

　　　そして、あんま目立たないように・・・なんてスパイラルになっちゃう。

　　　自分が知っている素晴らしいことをもっと大勢の人に知ってもらえたら、
　　　ホント世界は良くなるって思ってるんですけどね、批判された時に
　　　腹を立てないようにすればするほど、意欲も失われて行くんですよ。

　　　仁さん（心屋さん）は、テレビとかに出て、世の中の人に
　　　自分の豊かさをシェアされてるわけじゃないですか。
　　　素直に良いなぁと思うわけです。どうされてるんです？」

心　「え、晃ちゃん。その批判めいた文章読んで良いですか？
　　　あ、これ、めちゃくちゃ腹立ちますやん。
　　　怒って良いんですよ！僕だったら怒りますもん！！」

晃　「え？怒っちゃうんですか！？」

心　「はい、ちょうど批判めいたメールが僕の所にも来ているので、
　　　怒ったメールを書いてるんです。
　　　理路整然と来る人には、感情的に怒ることにしているんです。」

晃　「え？は？？大丈夫なんですか！？」

心　「だってね、変な批判をしている人は、スネている人なんですよ。
　　　スネてる人って、自分で自分の事をいじめてる訳です。
　　　自分を自分で責めて責めていじめてるんです。
　　　だから他人にも変な批判をするんです。
　　　僕はね”アナタが、アナタをイジメるのを許してるかもしれませんが、
　　　僕は、アナタをイジメてるアナタを許さない！だから怒るんです”
　　　という考えなんです」

晃　「なるほどぉぉぉ。自分の中にいる、自分のイジメっ子に対して怒る
　　　わけですね。その人全部を怒ると言うのではなく、その人の中にいる
　　　自分責めをするイジメっ子に怒るわけだ。そしたら自分責めも無くなるし。
　　　てか、その怒り方、めちゃめちゃ愛がありますね！！」

なんていうか、うっかり番組の芸能人のように涙を浮かべるところでした（笑）

さて、心屋さんが「怒る」と言うことについて、ブログで書かれています。
是非一度見て下さい。
http://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-11468874241.html

何と言うのか、怒るということに許可が出ると、パワーが戻ってきました。
文章を書くのも人前に出て活動するのも、なぜかパワーがしゅんと消えて行く
感じだったのですが、怒っても良いやって思えると、パワーも戻ってきました。

それとね、自分責めを辞めると、相手が愛を持って指摘しているのか、
スネながら指摘しているのか見抜けるようになってきます。

最近僕が父からゴルフを教わった時のように、愛を持っての指摘は
喜んで受け入れるし、スネている相手に対してはスネてるんだなと
分かるようになってきました。

人間関係って、まずは自分自身とのコミュニケーションが上達すると、
他人とのコミュニケーションが上達してくるようです。

で、なんというか、どのステージに行っても愛に生きられるんじゃないかなぁ
なんて思ったわけです。

もしまた自分責めをしたら、
自分の中のイジメっ子を責めて追い出しちゃいましょう。

やっぱりメンタル面って分かってくると面白い。

僕がメンタル面や人間関係を勉強し始めたのは理由があります。
経済的に成功しても、人間関係に悩みを抱えたり、心が分からないと
なかなか幸せを感じられないと思い始めたからです。

２０代の頃、父のビジネスのゴルフ会員権売買はとても良い学びに
なりました。
自分の大好きなゴルフの為に、数千万円もポンと払える方々は、
経済的にはもちろん、メンタル面でも豊かな人が多かったのです。

その方々は、心の事がとてもよく分かっていらっしゃいました。

彼らに会うまで僕は、優秀になればもっと成功できると思っていたのですが、
僕よりずっと成功している人達は、失礼ながら必ずしも優秀というわけでは
ありませんでした。

しかし、ずば抜けて人間力が高いのです。

この人の為なら何でもしたくなるというような、そんな不思議な魅力がありました。

一体この魅力はどこから来るのかと思い質問したら、
「心と人間関係を学ぶことだよね」と言うのです。

今僕は４０歳ですが、１１年前の２９歳にセミリタイアをしたのを機に、
メンタル面や人間関係を学んでいくようになりました。

３０歳前までは、自分自身が優秀になることを目指していたのですが、
どうも努力する方向を間違えてるんじゃないかなと思うようになったのです。

どれだけ優秀になっても、自分一人がやれるところは限られているし、
自分が楽しくやれる部分もまた、限られている。

でも、楽しくやれる部分は人によって異なる。
その人達でチームを組んだ方が、ずっと楽しく出来るし、
良い結果が出る。

今回のゴルフでも同じようなことが学べましたが、
やっぱり楽しく成長し、幸せを感じるセンサーを磨いて行くのが
良いよなぁ～と思っています。

実際楽しく幸せに、この１０年生きてこれたなぁと実感しています。

先月、４０歳になりました。
４０代はもっと社会と関わって生きて行こうと思っています。