こんにちは。
以前、ほんだ式口臭治療で使用している、無臭化「オーラルデオドラント」について書いていた中で、
プロバイオティクスについて書いていたものの続きです。
ほんだ式口臭治療で使用しているプロバイオティクスがどういったものかは、以前に書いた通りですが、
より効果的な使い方について今回は説明します。
私たちの口の中にいる菌ですが、
実は、活発に動ける環境が菌によって決まっています。
たとえば、歯周病菌は「嫌気性菌」といって、
空気が嫌いな菌です。
なので、歯茎の溝の中など、、空気があまりない場所を好んで住んでいるんですね。
では、口臭治療で用いる、ストレプトコッカスサリバリウスK12は、どんな環境が好きなのでしょうか。
実は、K12は、酸素が大好きな菌(好気生菌)なんですね!
ですので、口の中に酸素がたくさんある状態の時に、より元気になったり、活躍します。
じゃあ、酸素がたくさんある状態って、そんな時でしょうか、、、
それは話せば非常に長くなりますが、口臭外来を受けたことがある患者さんなら、
日常生活で、口の中の酸素濃度を下げないようにするポイントは、
しっかり理解して実践してくれていると思います。
そして、もし道具を使う(対症療法)としてなら、、、
酸素がたくさん口の中に供給されるリンス、ありませんでした??
そうですね、EBオーラルリンス(EBAC専売品の、プロフレッシュシリーズで、より濃度が濃いもの)や、
プロフレッシュなどの二酸化塩素製剤です。
二酸化塩素製剤を使用することで、お口の中に酸素がたくさん放出されるので、
その状態でプロバイオティクスを摂取するのが一番効果を発揮します。
プロバイオティクスタブレットは非常に高価ですので、
どうせ使うのであれば、最も効果的な使用方法で行いましょう。