2008年11月5日のこと

朝来市生野町からの帰り道の続です。

石垣を見た時?これはもしかしたら耐火煉瓦?
愛知県常滑市でこのような大きな直方体の耐火煉瓦が
積み上げてあるのを見たからなんです。
確認することに・・・これは!?レンガじゃない違う・・・これは鉱物の輝きだ!

鉱物の輝き光り物が好きな私としては見惚れてました。

生野銀山は有名ですね~兵庫県ですよ。(大阪市の生野区ではございません)

カラミ石(からみいし、朝来市生野町)

生野の鉱山は、大同2年(807)に銀鉱が発見された。

産出された銅などを精錬するときに生じる鉱石のくずを
固めたもので、塀等に使われ、生野町のあちこちで見られる。
現在のリサイクルの形を当時、実施していたものとして興味深い。
また、光の当たり具合により、玉虫色を発するものもある。

イメージ 1

最初に見た斜面の擁壁として積まれたカラミ石ですが古いのか?
直方体の成型が雑ですね。

イメージ 2

イメージ 3

耐火煉瓦でこんなのがありましたね。

イメージ 4

イメージ 5

次にに見た斜面の擁壁として積まれたカラミ石ですが
年代が新しいのか?
直方体の成型の面がつややかですね。
玉虫色&虹色に輝いてます。

イメージ 6

イメージ 7

おお~眩い^^玉虫色に輝きます。

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

玉虫色に輝くカラミ石を
積み上げた庭の側壁をしたかったな~。

飾りに1個欲しいんですが貴重ものなんで無理みたいですね。

鉱物なんで重いので漬物石に使えそう^^;

「カラミ石」
鉱石を製錬したあとにでる排泄物を固めたものがカラミ石。最初は捨てていたが、固めて冷やすと黒くて堅い石ができる。もったいないので石垣や家の土台に使うようになった。大正7年に精錬がやめになって、それ以降はつくられていない。今は貴重なものになった。成分的には鉄で、非常に重い。さびるときれいな赤銅色になる。生野義挙の碑や時計台の下に使われて残っている。家を建て替えるときや石垣をつぶす時は、町にいう。カラミ石を町のものにするようになっている。

引用

カラミ石公園に作られた井戸のモニュメント。
青い部分は銅のさびが出てるみたいなんですが見れませんでした。