私は方向音痴だ。今朝のラジオで没後200年になる伊能忠敬のことを聞いて、幼い時のことを思い出した。子供の頃、母の実家に行ったその帰りの駅(京成鬼越駅)で降りると決まって私一人だけが改札と逆方向に歩いていってしまう。
40代で働いていた千葉の某デパートでは、社食から自分の働いている所までの戻り方が分からなくなって中々行き着かなかった苦い経験もある。
昨日も都内のある喫茶店のトイレに入ったが、どこの席に座っていたか一瞬分からなくなってしまった。自分の家以外のトイレからの帰り道は私にとって迷路の様なものだと思っている。だからいつも気を付けているのだが、それでも迷ってしまう。トイレから出る時に迷ってしまう人は他にもいるのだろうか?
私だけの格言が有る。『道に迷い易い者は、人生も迷い易い』
瞑想しているのに、その方向音痴は中々治らない!!