【内容】
江戸の庶民の暮らしを伝える。
初詣、桜見、川遊び・・・
江戸前、長屋暮らしに色に恋。
上方と江戸の違いを交えながら、日々の生活や町の様子を紹介しています。
【感想】
江戸の町や町人に注目すると、いかに江戸時代が平和であったかを感じます。
この一冊で江戸の普段の生活状況がだいたいわかります。
とっても勉強になりました。
「禮」という漢字。これは「れい」と読みます。
今は「礼」ですね。
寺子屋に通っていた子供たちにはひとりひとりに合った教えをしていたようですが、
基本方針はただひとつ 「禮」
漢字を崩すと「豊かさを示す」
豊かさとは心の豊かさで、自分自身の心が満ち足りていなければ、他者を敬ったり許したりできないということです。
とても美しい言葉ですね😊
寺子屋には「あやまり役」といって、叱られるべき生徒の代わりに学友が師匠の前に手をついて詫びをいれる習慣があったそうです。
自分のために他人が謝る🙇
体罰よりも自省を促す教育。
私たちが歴史から学ぶことは沢山ありそうです。
学校では学んでこなかった色々な視点の歴史をこれからも学び続けていこうと思います😌