トルストイの民話集です。短編です。
最初の作品、
『イワンのばかとそのふたりの兄弟』
は、面白かった😊
三人兄弟のうち、二人は悪魔の悪巧みに乗ってしまい・・・というお話。
ところが次の作品も悪魔が出てきて、人間の悪いところが炙り出されてしまう。
なんか途中から読んでて気分が悪くなった。
ネガティブな内容が多く😵
解説を読んで納得した。
後期のトルストイは、晩年になるに従ってとくに、
宗教家・道徳家としての面を強く打ち出しているらしい。
表紙に書いてありますが、見る人によっては
『芸術以上の芸術』
と評価する人もいるようですが、私には理解できませんでした。
ちょっと背伸びして、岩波文庫をたくさん読んでみようかと思いましたが、
やっぱりやめておきます💦