4月19日更新分【石頭FB】 | 手上のコイン Blog

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FB 開いたら、五月天、石頭(stone)がX Japan の映画の宣伝をウインク
なるほど台湾で上映されるんですね。

そうでした。Mステ出た時にYOSHIKIさんと一緒に写真も撮ってましたもんね。

以下FB 訳。下矢印



2013年秋、テレビ朝日 Music Station の楽屋の休憩室は異様に静まり返っていた。

まもなく重大な何かが起ころうとしているかのように、時間と空間は凝結したままだった。
本番が始まるのを待つ僕たちは、その後の10分間、僕らが若い頃の伝説の人物に出会い衝撃を受けることなど、全く知りもしなかった。
彼は常に、全てを犠牲にするほどの使命感をもって演奏するドラマーであり、ピアニストであり、ミュージシャンである。

白い蛍光灯が照らす廊下を、彼は僕らの方に向かって歩いてきた。まるで背中に翼でも生えているかのような優雅さで、カリスマ性があり、簡単な会話を交わす間ですらその魂のエネルギーの強さを感じ取ることが出来た。
彼のサングラスに隠された眼差しから、彼がなぜ全身全霊で、まるで死ななければ止まることが出来ないかの如くに演奏するのか、想像するのは難しい事ではなかった。
そうすることでようやく彼は彼の内なる荒々しい感情を鎮めている、つまりそういうことなのだ。

彼らが音楽の為に注いできた努力の全てに心から敬服する。成してきた偉業も決して並大抵で出来ることではない。
ステージの上や、スクリーンの前で明らかになるのは、バンドの生涯の中でも、比較的目につきやすい部分だけだ。
そういった断片的に残された貴重な資料は、時間によって熟成され化学変化を経て後、再現される機会に恵まれる。
その時がくれば、真実が全ての疑問の答えを出してくれるのだろう。
しかし最後に、最も答えを知りたいと願う疑問に関しては、彼自身もまた自分に問いかけ続けている。
全てはいつから始まったのか?そして何処へ向かうのか…?

あるいは、この“ We Are X ”という映画の中に、僕らはその答えを見つけ出せるかもしれない。





石頭FB '170419


FB の方に貼ってあったのは中文訳ついた予告映像でしたが、とりあえず同じものなので日本の方の予告をおねがい